P.N.「グスタフ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-11-22
名画「自転車泥棒」とは特徴を異にするセット中心のリアリズム。映画職人デ・シーカの演出力に映画フィルムの臭いを嗅ぐ。戦後直後の混乱期に埋もれた孤児たちの悲惨な物語が胸に刺さるが、そんなラストシーンを持ちながら、少年院の様々な出来事はデ・シーカのユーモアと人間性で優れた演出美を見せる。ここに、この映画の映画ならんとする通俗性も高貴性も感じて愛着が募る。
くつみがき
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名画「自転車泥棒」とは特徴を異にするセット中心のリアリズム。映画職人デ・シーカの演出力に映画フィルムの臭いを嗅ぐ。戦後直後の混乱期に埋もれた孤児たちの悲惨な物語が胸に刺さるが、そんなラストシーンを持ちながら、少年院の様々な出来事はデ・シーカのユーモアと人間性で優れた演出美を見せる。ここに、この映画の映画ならんとする通俗性も高貴性も感じて愛着が募る。