オペラ座・血の喝采 作品情報
おぺらざちのかっさい
不幸を招くと言い伝えのあるベルディのオペラ『マクベス』を前衛派演出家マーク（イアン・チャールソン）がスカラ座にかけることにするが、稽古中にプリマドンナが事故死、新人ベティ（クリスティーナ・マルシリャチ）が大抜擢されて成功を収める。だが、彼女にはあやしい影がつきまとっていた。影はベティの自宅にも忍び寄る。縛り上げられ、まぶたを閉じられないように目の下に針をはりつけられた彼女の前で恋人が惨殺されたのだ。さらに衣装係、エージェントが殺される。恐怖の中でベティは、この一連の事件をどこかで体験したような既視感にとらわれる。その謎が解けたとき、殺人鬼の正体が明らかになる。
「オペラ座・血の喝采」の解説
実在のオペラ界の有名なプリマドンナ、セリシア・ガスティアが、20歳の時にトラブルに見舞われたある歌手の代役として鮮烈なテビューを飾り、一躍スターダムにのし上がった、という事実に想を得て、アルジェント監督がオリジナル脚本を執筆。フランコ・フェリーニと共同で脚色した。SFXは「デモンズ」のセルジョ・スティバレッティが担当した。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 1989年2月11日 |
|---|---|
| キャスト |
監督：ダリオ・アルジェント
出演：イアン・チャールソン クリスティーナ・マルシリャチ ウルバノ・バルベリーニ |
| 配給 | ワーナー・ブラザース |
| 制作国 | イタリア（1988） |
| 上映時間 | 108分 |
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