家族生活 作品情報
かぞくせいかつ
エマニュエル(サミー・フレー)は妻のマーラ(ジュリエット・ベルト)と剃刀の所在をめぐって口論となる。二人の争いに娘のナターシャ(ジュリエット・ビノシュ)はヒステリーを起こし、家を飛び出してしまう。エマニュエルはそんなことには構わず、毎週一度会う約束になっている前妻リリ(アンナ・ウォーレ)の所へと向う。娘のエリーズ(マーラ・ゴイエ)はリリが恋人と喧嘩した為、友達の家に遊びに行ってしまっていた。エマニュエルはエリーズを迎えに行くがつれなくされる。そこで車の旅に出ることを提案する。一先、二人は休日の学校に忍び込んで、辞書などを盗み出す。その後、家に戻り、まだ帰らぬナターシャを連れ戻すことをマーラに約束してから再び車に乗って出掛ける。男友達のところにいたナターシャの気をなんとか沈めさせて、彼女を駅まで送る。旅をしながら二人ばビデオカメラで映画を撮る。“地の果てへ父を探しに行く物語”を撮り終えるべくマドリッドのプラド美術館に赴くが、生憎休館となっていた。その夜、エマニュエルはエリーズをビデオカメラに向かわせて思いのままを語らせようとする。エリーズは始め、拒否するが次第に語り出す。エマニュエルはエリーズの言葉を聞いて二人はお互いのことを理解するようになる。
「家族生活」の解説
父と娘とが旅を通してお互いの愛を獲得するまでを描くロード・ムービー。製作はシャルル・ブラバンとジャン・フランソワ・ルプティ、監督・脚本は「イザベルの誘惑」のジャック・ドワイヨン、共同脚本はジャン・フランソワ・ゴイエ、撮影はミシェル・カーレとジャック・モンジュが担当。出演はサミー・フレー、マーラ・ゴイエほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1990年7月13日 |
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キャスト |
監督:ジャック・ドワイヨン
出演:サミー・フレー マーラ・ゴイエ ジュリエット・ビノシュ ジュリエット・ベルト アンナ・ウォーレ シモン・ド・ラ・ブロス |
配給 | にっかつ |
制作国 | フランス(1984) |
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