P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- なし
- 投稿日
- 2024-06-13
被占領下のイタリアのレジスタンスが、六つの短いエピソードで語られるが、ロベルト・ロッセリーニ監督は、実際に戦時下の1944年から1946年にかけてシチリア島、ナポリ、ローマ、フィレンツェ、ロマーニャ地方、ポー河のデルタ地帯にロケーションを敢行し、それぞれのロケ地で撮影隊のまわりに集まって来た群衆の中から出演者を選び、これらずぶの素人の生々しい現実感を生かすために、シナリオもセリフも書き直して撮ったということだ。
フィレンツェのエピソードとポー河のエピソードが、特に強烈で感動的でしたね。