カラハリ砂漠 作品情報
からはりさばく
アフリカのある空港。ヨハネスブルグ行の便を待つ、グレイス(S・ヨーク)、ポンダラカイ博士(T・バイケル)、ベイン(S・ベイカー)の三人は、ヨハネスブルグ行の便がないと知って、小さな乗用機をチャーターすることになった。そこへグリメルマン(H・アンドリュース)という老人が参加することになった。いざ出発という時、オブライエン(S・ホイットマン)という銃のケース二つを持った男が飛びこんで来た。飛行機は、持主のスタアドバン(M・ダベンポート)に操縦されて、カラハリ砂漠の闇の空に飛び立った。数時間後、故障を起した飛行機は墜落した。奇蹟的に全員が助かった。砂漠にとり残された六人は、水もなく食物もなかった。アフリカに明るいスタアドバンの意見に従い、とに角、南に向って前進した。翌日も、翌日も何もなかった。三日目、一行は池と洞窟を発見した。もうここからは動けなかった。スタアドバンが自ら買って出て、救いを求めに出発した。その後、ベインは原住民が洞窟に残しておいた駝鳥の卵を見つけた。オブライエンとボンダラカイは卵の毅に穴をあけ、水を入れて砂漠に獲物を求めて出発した。突然、オブライエンは、ボンダラカイに銃を向け、砂漠の果てに追っぱらった。そしてこんどは、グリメルマンを追い出そうとした。オブライエンは、水と食物がないことから、人へらしを企てたのだ。グリメルマンは叛らってオブライエンに殺された。これを目撃したべインは逃げ出した。一人きりになったグレイスに、オブライエンは挑んだ。ベインはそんなオブライエンを蔭から見張り、スキを見て彼を倒した。そして深い穴にオブライエンを入れ、グレイスに彼の殺人を話した。翌朝、穴に行って見るとオブライエンは逃げ出していた。ベインとグレイスが後何ん日生き残れるか、と考えていた時、ヘリコプターの爆音が聞えてきた。スタアドバンが救援に戻って来たのだ。二人は救出された。殺人者のオブライエンは砂漠に一人残されたのだった。
「カラハリ砂漠」の解説
ウィリアム・マルビヒルの原作を「ズール戦争」のサイ・エンドフィールドが脚色・監督、撮影はアーウィン・ヒリヤーが担当した。音楽はジョン・ダンクワースが当っている。出演者には、「素晴らしきヒコーキ野郎」のスチュアート・ホイットマン、「ナバロンの要塞」のスタンリー・ベイカー、「フロイド」のスザンナ・ヨーク、「丘」のハリー・アンドリュース、「手錠のままの脱獄」のセオドア・バイケル、ナイジェル・ダヴェンポートなど。製作は・サイ・エンドフィールドとスタンリー・ベイカー。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:サイ・エンドフィールド
原作:ウィリアム・マルビヒル 出演:スチュアート・ホイットマン スタンリー・ベイカー スザンナ・ヨーク ハリー・アンドリュース セオドア・バイケル ナイジェル・ダヴェンポート |
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配給 | パラマウント |
制作国 | イギリス(1965) |
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