ナチ帝国大戦秘録 勝利と敗北 作品情報

なちていこくたいせんひろくしょうりとはいぼく

○第二次世界大戦勃発--ミュンヘン会談で領土を拡大したヒトラーは、一九三九年九月一日ポーランドに侵略した。九月三日英仏両国は対独宣戦を布告、ここに第二次大戦がはじまった。〇ダンケルクの大撤退作戦--翌四〇年にデンマーク、ノルウェイと占領したドイツは、さらにベルギーオランダ、ルクセンブルグとその力を拡げていった。一方、連合国軍は、北フランスのダンケルクに追いつめられ、身動きできない状態となった。が、ヒトラーの個人的な激怒のための前進禁止の命令で、英仏海峡を渡っての撤退に成功した。○バドル・オブ・ブリテン--西ヨーロッパをほとんど制圧したヒトラーは、イギリスに目をむけた。が、チャーチルを中心にまとまったイギリスを陥すことはできなかった。○レニングラードの戦い--一方、ドイツ軍はソ連への侵略も行ない、レニングラードを襲った。戦いは二年半続いたが、疲れきった独兵をソ連軍は追いはらった。○モスクワ攻防戦--一九四一年十月、ドイツ軍はモスクワへの攻撃を開始した。が、寒さと百個師団の攻戦で、ナポレオンと同じ運命をたどることになった。○スターリングラード包囲戦--モスクワで敗退したドイツ軍も、春には戦線をたてなおし、スターリングラードに突入、包囲した。しかし、スターリンはさらにその外からドイツ軍を包囲する作戦をとり、内外からせめ、これを撃退した。○ロンメル将軍とエル・アラメイン突破作戦--また、北アフリカでは“砂漠の狐”とよばれるロンメル将軍が、イギリス軍をなやましていた。チャーチルはモンゴメリーを司令官に任命、エル・アラメインに陣をしいて、ロンメル軍撃滅をはかった。折良くロンメルは病気で本国に帰還しており、ドイツ軍は混乱し、敗北した。○ヨーロッパ十字軍の北アフリカ上陸作戦の成功--○ノルマンディ上陸作戦--○アルディンヌの戦い--と連合軍側は、勝利や敗北をくりかえしていたが、歩一歩と戦争は終結に近づいていた。そして、○ベルリン陥落--連合軍とソ連軍とのはさみうちにあい、一九四五年四月ヒトラーは自殺、五月にドイツは降伏し戦争は終りを告げた。

「ナチ帝国大戦秘録 勝利と敗北」の解説

ハンス・J・グナムが製作、ヘルガ・ベルネッチが監督した、ドイツ・ナチスの興亡のドキュメンタリー。音楽はルドルフ・ペラックがあたっており、日本語版解説は納谷悟郎が担当している。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督ヘルガ・ベルネッチ
配給 日本ヘラルド映画
制作国 西ドイツ(1966)
上映時間 86分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:57

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