P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-04-23
今朝のNHKラジオ深夜便ロマンチックコンサートはJAZZボーカルスタンダード春のナンバー特集,本篇でのミシェル・ルグラン原曲の英語バージョンのI must believe in springも。他サッチモ,ヘレン・ミレン
ろしゅふぉーるのこいびとたち
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今朝のNHKラジオ深夜便ロマンチックコンサートはJAZZボーカルスタンダード春のナンバー特集,本篇でのミシェル・ルグラン原曲の英語バージョンのI must believe in springも。他サッチモ,ヘレン・ミレン
恋の再燃,恋することは何て素敵で素晴らしいことか,双子の姉妹が紡ぎ出すうたごえとダンスが湊町に一際,華やかに炸裂し魅せられて行く
更に本篇撮影担当のギスラン・クロケが放つ脱獄心理劇映画〈穴〉ジャック・ベッケル監督作品もまたmonochromeシャープな映像が特色
そして,ジーン・ケリー,フランク・シナトラ等が出演の往年のHollywoodミュージカル映画の名篇「踊る大ニューヨーク」こそ,マドンナを探し求める本編の元ネタなんじゃ無いのかなぁ…。3人の水兵さんのワンholidayのLOVEロマンスがジャック・ドウミイ監督にインスパイアしてダミアン・チャゼル監督へも,引き継がれた見たい何だろう❗️
「LALALand」でD・チャゼル監督が色彩設計に拘った見本がジャック・ドウミのミュージカル映画の代表作の本編と「シェルブールの雨傘」だった…。まあミッシェル・ルグランの音楽作品の素晴らしさはもう何度観て聴いても尽きない魅力に充ちてるんだけどー。最近のTVドラマ「二つの祖国」に「ラ・ラ・ランド」の曲が効果的に引用されてたがmusical作品の力って凄いねぇ🎵
双子の姉妹役のキャステイング,アンソワーズ・ドルレアックとカトリーヌ・ドヌーブが実の姉妹だった何て後で知って吃驚!アンソワーズはフランソワ・トリュフォー監督「柔らかい肌」に出ていた女優さんとは
スタンリー・ドーネン監督と本編出演のジーン・ケリーが共同監督したミュージカル・classic映画「踊る大紐育」を視ると三原色collarな衣裳のダンサーの存在に本編との共通性が在るんだ。湊町が舞台な事も有って水兵の白い制服もそんな色彩に映えて見えるんだよ。木下惠介監督作品「カルメン故郷へ帰る」とかダミアン・チャゼル監督が黄金期の一連のミュージカルにオマージュを捧ぐ映画「LaLaLand」に至る迄,パステルカラーな此の系譜は続く見たい💃🕺
ミュージカル映画「シェルブールの雨傘」の哀しさとは裏腹な陽気さが本編ロシェフォールの湊町に大輪の花を咲かせるんだねぇ🎵華麗なミッシェル・ルグランのサウンドや絶えず聴かせるピアノの旋律と構成はチャゼル監督のミュージカルの映画作品「ラ・ラ・ランド」に驚く程に踏襲されて居るんだ…。青い服を着てダニエル・ダリューの娘役のジュヌテーヴ・テニエ嬢がキュートで一寸、気に為る存在だったー。画家ジャック・ドウミ監督の現代アートへの関心も垣間見せる作品!⚓️💃🕺
🎶👗映画〈シェルブールの雨傘〉に引き続きカトリーヌ・ドウヌーブ嬢がお洒落で、ミシェル・ルグランの調べも美しい本編❗️同様にパステル調の色彩も一際華麗に。映画〈ウエスト・サイド物語〉のジョージ・チャキリスやミュージカル映画〈巴里のアメリカ人〉のジーン・ケリー迄登場して歌も踊りも共に楽しめるし、凄いキャステイング何だね🎵理想の女性を追い求める画家の姿は監督ジャック・ドウミー自身なのかも知れない…。男女の擦れ違いドラマの典型でラストはシェークスピア・コメデイ何だけど青髭事件も挿入されて、ちょいとミステリアス。