恐竜100万年 感想・レビュー 1件

きょうりゅうひゃくまんねん

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P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2023-11-13

このラクエル・ウェルチが出演した、今やカルト映画として名高い「恐竜100万年」は、原始時代のお話で、当時、地球の主として暴れていたと想像される恐竜、その他の巨大な怪獣が、十種類くらい登場して活躍するのだから、いわば正統派の作品と言える。

この種の映画では、先行作品として「ロスト・ワールド」があったが、この映画はヴィクター・マチュアが主演した「紀元前百万年」の再映画化作品。

山に住む全く未開の部族の若者ジョン・リチャードソンが、海辺に住む文化の高い部族に近づき、そこの娘ラクエル・ウェルチと仲良くなり、色々な冒険をするというお話の間に、あれやこれやの巨獣怪鳥が現われる。

その特殊技術は、人形アニメーションをはじめ、いくつかの方法が用いられているようで、人形との合成や遠近感には不満な点もあるが、誠に堂々たるもので、興味をそそるスペクタクルを繰り広げる。
そして、火山の大噴火や大地震などの場面も、なかなか見応えがある。

登場するのが、原始時代の人間で、部族同士の言葉も通じないので、アーとかウーとか、せいぜい名前を呼び合う程度なので、字幕がなくても愉しむことができる。

最終更新日:2023-11-23 16:00:02

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