軽蔑(1963) 感想・レビュー 3件

けいべつ

総合評価5点、「軽蔑(1963)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-11-22

本ジャック・パランスが往年のボンドガールのウルスラ・アンドレスと共演しているイタリアンcomedyが本邦未公開な映画〈白衣に秘められた幻想〉製作カロル・ポンテイ何だ

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-14

そして中年夫婦の倦怠感と不仲を画いたモノクロームの映画「イタリア紀行」のロードショー館に映画を観に行くシーンが在るが、本編は其のロッセリーニ監督作品へのオマージュでも有るんだ🎵其のロードショー館見たく昔の映画館は会場内の両サイドに映画のポスターがカラフルに一杯貼られてたしねえ~。ブリジット・バルドー嬢のヌーデイーな姿が白壁の建物の多いカプリ島の蒼い海に染まって綺麗だった…。其のB.Bと劇作家のベルナルド・ブレヒトを引っ掻けた台詞廻しも出て来たね。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-04-09

冒頭に映画評論家アンドレ・バザンの言葉が引用される。「映画は欲望の映像化…」云々、詰り本編はドイツの名匠フリッツ・ラング監督を登場させて映画を語るゴダール監督自身の映画論なのだ!其処に夫婦中の縺れ合いや商業路線への迎合と其の拒絶感、愛の不在感、倦怠感等が描かれるー。クタールのカラー撮影やジョルジュ・ドリューの音楽も美しくてー。アルカイック・スマイルの彫像やポンペイで発掘された愛の儀式の絵画、其れにロベルト・ロッセリーニ監督のイングリット・バークマン主演の名篇〈イタリア紀行〉の観賞とハワード・ホークス監督〈ハタリ〉のポスター等ゴダール好みが集結している。そして何と言ってもゴダール版の映画〈突然、炎のごとく〉とも思えるんだ🎵

最終更新日:2024-08-23 02:00:06

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