100人のスカート作戦 作品情報
ひゃくにんのすかーとさくせん
海軍と陸軍の司令官閣下が賭をシタ。陸軍の勢力地域内に海軍の隠密特攻班を潜伏させ、七十二時間以内に発見出来なければ陸軍の負けというものでアル。選ばれた潜入班はジョン軍曹(ウーゴ・トニャッティ)を班長に水兵五人、目ざす海岸に上陸した。ところが、一行は途中で磁石と食糧を紛失、潜入予定の牛小屋ならぬ女子大学の寮の屋根裏に身を潜めることになった。パジャマ・コンパを盗見したのはよかったが、空腹を抱えての一夜が明け、一同は食糧探しと敵の動向偵察を兼ねて珍妙な変装をこらして敵地へと出掛けたが、女学生達に見破られグラチア嬢(ヴィルナ・リージ)から翌日の学生演劇祭に特別参別セヨ、さもなければ、陸軍サンに知らせると爆弾宣言。かくて、海の勇士六人の特別出演と相ナッタが幕が上ってビックリ。なんと、両閣下が賓客席で見物中。陸軍閣下もサルもの、六人が男装の麗人とはマッ赤な偽り、捜査中の海軍潜入班ナリと喝破シタ。海軍閣下も舞台に駈け上り「我ラ勝テリ!」と名乗り上げたが、約束の時間を二分過ぎていた。かくて海軍閣下のお蔭でジョンは中尉に特進、以下の水兵も進級シタ。ところが賭に負けた陸軍閣下の方の恨みも恐ろしく、コンゴの砂漠部隊へ配属されるコトと相なったシダイ。
「100人のスカート作戦」の解説
「歌え!太陽」のマリオ・マットリが、「太陽の下の18歳」のカステラーノとピポロ・チームのオリジナル・シナリオから監督、撮影を同じ「太陽の下の18歳」のリカルド・パロッティーニが、「豊かなる成熟」のジャンニ・フェリオが音楽をそれぞれ担当したコメディ。三つの主題歌は主役の一人で出演しているイタリアの歌手リトル・トニー。出演者は「エヴァの匂い」のヴィルナ・リージ、「女王蜂」のウーゴ・トニャッティ、「史上最大の喜劇 地上最笑の作戦」のコメディアン・コンビ、フランコ・フランキ、チチオ・イングラシーアなど。イーストマンカラー・ディアリスコープ。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト | 出演:ウーゴ・トニャッティ ヴィルナ・リージ フランコ・フランキ チッチョ・イングラッシア リトル・トニー |
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配給 | 松竹映配 |
制作国 | イタリア(1963) |
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