生きる歓び 感想・レビュー 2件

いきるよろこび

総合評価5点、「生きる歓び」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-16

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

ルネ・クレマン監督の作品としては、「太陽がいっぱい」に続いてのアラン・ドロン主演であり、ヒロインのバルバラ・ラスは、ポーランド生まれの当時はまだ新人だった。

彼女はこの映画の後、オムニバス作品「二十歳の恋」で、名匠アンジェイ・ワイダが監督したワルシャワ篇に出演していましたね。

アラン・ドロンがなんともおかしみのある味わいを見せ、「太陽がいっぱい」とはがらりと変わった役柄を演じていて、嬉しくなりましたね。

ユリスは、何も知らずにファシスト党に入ってしまい、手配中のアナーキストと間違われたことから、次第に正義感に目覚めていくんですね。

ユリスが高い建物の鐘楼の尖塔によじ登り、持っていたアナーキストの旗を縛り付けるのですが、その時のパノラマ状に見えるローマの街が、とても印象的でしたね。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-16

ルネ・クレマン監督、アラン・ドロン主演の「生きる歓び」は、ルネ・クレマン監督がイタリアへ渡って撮った作品で、第一次世界大戦後の混乱したヨーロッパを、喜劇的な手法で描いた佳作だ。

主演のユリスにアラン・ドロンが扮し、彼が恋するフランカには、バルバラ・ラスが扮している。

戦争の終ったローマは、ファシストの黒シャツ党が勢力を伸ばし、その一方、アナーキストによるテロが続発するといった、物情騒然な世相だった。

そんな中、兵役から帰って来た青年ユリスは、知らず知らずのうちに、意外な立場に追い込まれていく-------。

最終更新日:2024-10-09 02:00:04

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