ジャングル・サガ 作品情報
じゃんぐるさが
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「ジャングル・サガ」の解説
スェーデンの記録映画作家アーン・サックスドルフが製作・脚本・監督・撮影を担当したインドの原住民ミューリア族の生活を描く作品。監督補佐にグレーメ・フェルグソンが協力し、音楽はインドのラヴィ・シャンカールがあたっている。インド大陸の中央部ハイダラーバード地方の山奥には、インドで最も古い種族であるミューリア族が、原始時代そのままの生活を送っている。キャメラは彼らの集落に入りこんでいって、異教徒ヒンズー族の娘リーガと結婚している若者ジンジョと、二人の間に生れた子供の、三人家族を中心に物語を進める。ジンジョは異教徒との結婚によって村人たちからつまはじきにされている。だが虎を矢で殺して、彼は村人たちの尊敬を得た。しかし、いとこのチェンドロが豹の子を捕えたことから、親豹が集落を荒すようになり、祈祷師は、これを、ジンジョ夫婦の不吉な結婚のせいにした。集落を追われたジンジョは、一人で豹にたちむかい、見事に豹を殺して自分も死んだ。村人は彼を賛えた。ジンジョの遺体を運ぶ長い長い行列。見送るチェンドロの目には涙があふれていた。--こうした物語が、原地人を使い、彼等の風習や会話をキャメラとマイクで綴りながら、物語られていく。製作はアーン・サックスドルフの他、ニルス・グスタフ・エルンとオーケ・ベックルンド。日本語版監修・山本嘉次郎、日本語版解説・高橋圭三。テクニカラー・アガスコープ。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト | 監督:アーン・サックスドルフ |
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配給 | 中央映画社 |
制作国 | スウェーデン(1957) |
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