皇帝に捧げし命 作品情報
こうていにささげしいのち
一六二三年、ロシアとポーランドが戦った時、ポーランドの一部隊はロシア皇帝を暗殺すべくモスクワに向った。ロシアの農夫スサーニンの家では、今宵娘のアントニーダがサビーニンと結婚式を挙げようとしていた。そこへポーランド軍が現れ、皇帝の居所へ案内せよと、スサーニンに迫った。皇帝の安泰を願う彼はポーランド軍の要求に応じたふりをし、これを密林に誘い込み全滅させようと決心した。サビーニンも祖国を守るため家郷を後にした。その頃、ポーランド軍は雪の密林の中に迷い込み、欺かれたと知った兵隊たちはスサーニンを殺してしまった。
「皇帝に捧げし命」の解説
ロシアの作曲家グリンカ（一八〇四～五七）の作った五幕のオペラ“イワン・スサーニン”の映画化。作詞はフォン・ロオゼン。映画化に当っては第三、四幕を抜粋、主要人物はスサーニン（バス）のM・ミハイロフ、アントニーダ（テノール）のN・グーセリニコワ。
公開日・キャスト、その他基本情報
| キャスト |
監督：A・B・イワノフスキー
G. Rappoport
出演：M・ミハイロフ N・グーセリニコワ |
|---|---|
| 配給 | 中央映画社 |
| 制作国 | ソ連（1952） |
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