P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-11-04
本編はPOPな色調で描かれるジャン・リック・ゴダール監督の都市病理学、言辞論、オブジェと人との関係性や都市の大量消費社会への懐疑、反戦・和平・ベトナム戦争やアンチ・アメリカナイズ等が幾つにもコラージュされた作品。謂わばゴダール流Eテレ何だろうね!フランソワ・トリュフォーが製作と言うのも〈トリュフォーの思春期〉等、団地が舞台の作品と相まって興味深いと想う。本編は娯楽性の少ない実験的な非商業映画だけれども…。