P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-09-03
カナダのドキュメンタリー映画〈I am アルフレッド・ヒッチコック〉や映画〈裏窓〉リマスター版を見て居たらウイリアム・アイリッシュ原作のフランソワ・トリュフォーの本篇や〈黒衣の花嫁〉〈トリュフォーの思春期〉等が一頻り想い浮かんで来た。原作の大枠丈借りて自分流に換えて仕舞うと言うもののthrillingなタッチは原作の雰囲気を佳く表している。更にヒロインの魅力と共に🕵️
くらくなるまでこのこいを
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カナダのドキュメンタリー映画〈I am アルフレッド・ヒッチコック〉や映画〈裏窓〉リマスター版を見て居たらウイリアム・アイリッシュ原作のフランソワ・トリュフォーの本篇や〈黒衣の花嫁〉〈トリュフォーの思春期〉等が一頻り想い浮かんで来た。原作の大枠丈借りて自分流に換えて仕舞うと言うもののthrillingなタッチは原作の雰囲気を佳く表している。更にヒロインの魅力と共に🕵️
ジャック・ドゥミ監督の〈天使の入り江〉 のカジノにはまったジャンヌ・モローのファンフアタール振りは本編のカトリーヌ・ドヌーブに似て憎めない!女に翻弄されつつ愛に溺れて。本編はカラーの悲劇として〈天使の入り江〉ではモノクロの喜劇として。どちらも傑作だったね。ジャンヌ・モロー本人を以前、東京映画祭でお見受けした。彼女は監督として来日したのだった。
アルフレッド・ヒッチコック監督の<消えた貴婦人><裏窓><ロープ>等登場人物の消失!本編のウイリアム・アイリッシュものへのトリュフォー監督の傾倒振りもヒッチコック・タッチへの嗜好と見事に呼応する。喪失感と擬装と言う事が、<ミシシッピ>と言う原題の本編ではジャングルの奥深く二人の愛は誘われる…。究極の愛の幻影ドラマだ。