天国の晩餐 作品情報

てんごくのばんさん

59年1月のキューバ、フィデル・カストロによる革命が成功し、多くのブルジョワたちは国を離れたが、15世紀末の、最初の植民者を先祖に持つオロスコ家は、この革命は長続きしないという当主セバスティアン(エンリケ・サンティエステバン)の信念のもと当地にとどまり、多額の金を持ち出して闇物資を仕入れた。61年4月、米国CIAによる反革命軍の上陛に一家は狂喜するが、結局彼らは4日間で敗走し、幻想を打ち砕かれる。62年10月、ソ連のミサイルが配備されたことを口実に、米国はキューバの海上封鎖を通告し、核戦争を恐れた一家は地下室に潜むが、何も起こらず革命もつぶされなかった。数年後、財政がひっ迫したオロスコ家から農民が逃げ、次いで召使いたちも一家に反抗し、邸を後にした。セバスティアンの死後、彼の娘婿ヴィセンテ(レイナルド・ミラヴァジェス)が当主になる頃には、一家は飢えに苦しみ、猫さえも夕食の献立にする。そしてヴィセンテの妻フィナ(アナ・ビーニャ)は働くことを拒否し服毒自殺し、彼女の母ローラ(ファニータ・カルデヴィーシャ)は農園でカカシの身代りになって死んでいった。こうして一家は、一歩一歩崩壊の道を辿ってゆくのだった……。

「天国の晩餐」の解説

革命以後のキューバを舞台に、ある一族の崩壊を描く。監督・脚本はトマス・グティエレス・アレア、共同脚本はアントニオ・ベニテス・ロホとコンスタンテ・ディエゴ、マリア・エウヘニア・アヤ、撮影はマリオ・ガルシア・ホヤ、音楽はレオ・ブロウェルが担当。出演はエンリケ・サンティエステバンほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1988年1月30日
キャスト 監督トマス・グティエレス・アレア
脚本トマス・グティエレス・アレア アントニオ・ベニテス・ロホ コンスタンテ・ディエゴ マリア・エウヘニア・アヤ
出演エンリケ・サンティエステバン ファニータ・カルデヴィーシャ German Pinelli アナ・ビーニャ レイナルド・ミラヴァジェス Vicente Revuelta Leonor Borrero Carlos Ruiz de la Tejera Ana Lillian Renteria
配給 国際シネマ・ライブラリー
制作国 キューバ(1978)

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最終更新日:2026-07-05 02:01:33

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