コカコーラ・キッド 作品情報

こかこーらきっど

コカコーラ・カンパニーのオーストラリア支部長のところに、アメリカ本社からテレックスが入った。販売体制の建て直しをするため、本社きってのヤリ手社員ベッカー(エリック・ロバーツ)を派遣したというのだ。ベッカーはトラブル・シューター、すなわち難関突破の専門家だった。エリートらしくビシッと決めたベッカーはオーストラリアでまずホテルのボーイに歓迎される。彼はしかしベッカーをCIAのスパイと勘ちがいしてベッカーに大サービス。しかもその男前ぶりに見とれる始末。支部に出社すると待っていたのは秘書のテリー(グレタ・スカッキ)。彼女は、仕事の腕はあやしいものだったが、性格は良くセクシー、ベッカーはさっそく彼女と仕事の打ち合せ。セールス・レポートをチェックしているうちに、あることに、ベッカーは気づいた。一部の地域にコカ・コーラが一本も売れていないのだ。調査をするうちに、問題の地域アンダーソン峡はジョージ・マクドウェル男爵(ビル・カー)の領地で、コカコーラとよく似たソフト・ドリンク、マクコークというのを売り出しているのだった。ベッカーはすぐさま男爵の領地に乗り込んだ。工場を偵察していると何とその男爵に見つかってしまう。しかし男爵はベッカーを気骨のある男だと思う。一方、テリーは、そんなベッカーの行動が気が気ではない。彼女はアンダーソン峡に行くのをやめさせようとする。実は彼女は男爵の娘だったのだ。彼女は結婚して子供がいたが離婚して今働いていることは、秘密だったのだ。そんなことはおかまいなしで、ベッカーは大軍団を率いてアンダーソン峡に乗り込んで行き、思いどおりに事をすすめるのだった。

「コカコーラ・キッド」の解説

コカコーラのセールスマンがオーストラリアにも広めようと苦心するコメディ・タッチのドラマ。製作はマーク・モファットとリッキー・ファーター、監督はドゥシャン・マカヴェイエフ、原作・脚本はフランク・ムーアハウス、撮影はディーン・セムラー、音楽はティム・フィンが担当。出演はエリック・ロバーツ、グレタ・スカッキほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1987年10月31日
キャスト 監督ドゥシャン・マカヴェイエフ
原作フランク・ムーアハウス
出演エリック・ロバーツ グレタ・スカッキ ビル・カー クリス・ヘイウッド Kris McQuade Max Gillies トニー・バリー Paul Chub David Slingsby ティム・フィン Colleen Clifford レベッカ・スマート Fibsen Storm Steve Dood
配給 シネマテン
制作国 オーストラリア(1985)

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最終更新日:2022-07-26 11:03:59

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