薔薇の名前 感想・レビュー 3件

ばらのなまえ

総合評価5点、「薔薇の名前」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-06-17

連続殺人事件の謎解きmystery,冤罪事件を解決する為に果敢に権力に立ち向かうショーン・コネリー。重厚濃密な宗教界,魔女裁判の如き,ドロドロした人間模様と信仰心と🌹

P.N.「THE ROSE ~涙の雫~」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-04-28

薔薇、それは、愛。

愛、それは、イエス。

積み汚れを背負い、

慈悲の涙を流す、

それは、雫、薔薇。

観察眼鋭い、師のウィリアムに導かれ、主人公、弟子のアドソの回顧録。

ショーン・コネリーは、『アンタッチャブル』でも、ケビン・コスナーの師的役で彼を導いた。

クリスチャン・スレーターが、主人公ではあるが、やはり、ウィリアム役のショーン・コネリーが、中世ヨーロッパに溶け込む。

最大の図書館、ボローニャの写本とくれば、イタリア最古の大学で、絵本にゆかりの場所は、他に無い

若き弟子アドソは、肉欲と愛の区別がわからない。

始めての恋に盲目となるも、命の危機に、聖母マリアに無心に祈る。

その流す涙は、慈悲の雫。

日本の禅師が流す慈悲の涙で若者が改心したように、

慈悲の涙は、神をも動かす。

慈悲の権現、聖母マリア。

慈悲の心が無い人間は、冷たく、それが仇となり自らに返る。

イエスが最期に流した涙。

自らを忘れ、他を慈しみ、
流す涙は、雫となり、薔薇となり、愛なる。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-06-22

文化人類学的な映像の騎手ジャン・ジャック・アノー監督が荘厳な歴史劇として纏めた本篇。ショーン・コネリー主演,原作本を紐解きたい!

最終更新日:2024-10-05 02:00:03

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