P.N.「研「磨」しうず高く「達」し壁」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-04-27
京劇風な演出が、どこかしら、いにしえの世界へいざなう。
今はあまり無い演出だからこそ、その世界観へ没入できる。
正に、「只管打坐」ただ座り、自ら無と一体化せよ!
研「磨」
してうず高く
「達」して
壁。
達磨大師のように、鉄壁の揺るがない自らが壁とするべく、
うず高く自らの精神を鍛え練り上げ=嵩
嵩山
少林寺。
少林寺の門下生が、何処と無く、甲子園球児の清々しさと凛々しさがあり、少林寺に関しての登場人物が、日本人に近い顔立ちと言うのも不思議な要素の一つ。
当時の日本と中国の文化交流のあつさが伺える貴重な作品。
世俗的な思考から行動するのではなく、無と一体化した鉄壁な境地からの行動は、狂いが無い。
腰を据え、只管打坐の如く、ただ、目の前に打ち込む、達磨大師のように、鍛え練り上げ(嵩)山の如く、鉄壁の如く自らを
「七転び八起き」。
不屈の精神とせよ!!