クロコダイル・ダンディー 感想・レビュー 2件
くろこだいるだんでぃー
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P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- なし
- 投稿日
- 2024-06-13
アメリカ映画が、アメリカのチンピラの撃滅を描くとすると、「ダーティー・ハリー」や「コブラ」のように、どうしてもスーパーヒーローとして大上段に構えてしまうものだ。
それはそれで面白いのだが、この「クロコダイル・ダンディー」の主人公は、いとも気楽にやってのける。
アメリカ映画の場合は、文明のヒズミを、文明の中の正義で解決しようとしてみせた。
ところが、このオーストラリア映画は、自然を相手に生き続けて来た、人間のネイティブな命の力を再確認させてくれる。
その為、この映画はとても爽やかで、楽しいのだ。
そして、全く暗さがないのだ。
決してスーパーマンではないけれど、現代人に人間の逞しさを思い起こさせてくれる。
主演のポール・ホーガンは、我々観る者の心に涼風を呼ぶのだ。
湖面を渡る、風のような映画だと思う。
P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-06-13
この映画「クロコダイル・ダンディー」は、実に爽やかな作品だ。
オーストラリアのジャングルで、ワニを相手に生き抜いて来た冒険家。
そんな彼が、ニューヨークへ乗り込んで行く事になる。
オーストラリアの大自然と、犯罪多発の街ニューヨークとの対比が、実に面白い。
ニューヨークの街では、チンピラ共が暴れまくっている。
冒険家のポール・ホーガンは、ジャングル仕込みの腕前で、いとも簡単に、次々とチンピラ共をやっつけて行く。
公開されたアメリカの映画館では、もう大爆笑、大拍手の盛況だったらしい。
現実のチンピラ共の犯罪に、アメリカの善良な市民が、いかに頭を悩ませているか、映画館での反応は、それを物語っていたようだ。
そして、この映画のヒーローは、何とも気張らず、自然体のところが、実にいいのだ。