P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2026-07-27
合衆国のイラクへの戦火の絶えない今,湾岸戦争下の本篇を観る生々しさは生半可では無い。本解説やレビューに在る如く黒澤明監督作品・羅城門或いは原作の芥川龍之介文藝の語り口でも有った。真実は何かを問う。メグ・ライアンとデンゼル・ワシントンと云う異色キャストも精彩を放つ作品
せんかのゆうき
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合衆国のイラクへの戦火の絶えない今,湾岸戦争下の本篇を観る生々しさは生半可では無い。本解説やレビューに在る如く黒澤明監督作品・羅城門或いは原作の芥川龍之介文藝の語り口でも有った。真実は何かを問う。メグ・ライアンとデンゼル・ワシントンと云う異色キャストも精彩を放つ作品
名誉勲章の候補に、湾岸戦争で殉職した救出ヘリの女性パイロットがあがり、デンゼル・ワシントン扮するサーリング大佐が調査を命じられる。
彼は、生前の彼女と行動を共にした兵士たちを訪ね、証言を求めるのだが---------。
微妙に食い違う証言の内容を、黒澤明監督の名作「羅生門」の形式で再現するという、謎解きの面白さをはらんだ、戦争ヒューマンドラマになっている。
回想シーンに登場する女性兵士に扮するメグ・ライアンは、ある場面では臆病、ある場面では勇敢にと、同じ女性を3タイプに演じ分ける熱演を見せてくれる。
湾岸戦争を取り上げ、重い題材を扱っているのに、暗くならず、カラッとしているのが実にいい。