1977 あの写真の私たち 作品情報
いちきゅうななななあのしゃしんのわたしたち

1977年。台湾は高度経済成長の真っただ中にあった。フォークソング運動が盛り上がり、党外勢力が台頭し始める一方で、戒厳令下の社会にはさまざまな緊張とエネルギーが渦巻いていた。そんな時代のうねりの中、保守的な客家の町・中壢(ジョンリー)にある町内初の写真館「華壢(ホワリー)写真館」は、静かに時代の変化を見つめ続けていた。その写真館の主人の娘、范賢英(ファン・シエンイン)は読字障害を抱えており、文字を読むことができない。小学校卒業後は進学せず、父の写真館を手伝いながら、密かに写真撮影を学んでいた。保守的な客家の家庭に育った彼女は、写真家になる夢を父に打ち明けられずにいる。幼なじみの李弘國(リー・ホングオ)は社会問題への関心が高く、フォークソングの創作にも参加する情熱的な大学生。明るく快活に見えるが、実は長年賢英に想いを寄せている。ある日、韓国人テコンドー指導者・金浩熙(ジン・ハオシー)が青年団の招きで中壢を訪れる。過去に秘密を抱えた彼の存在は賢英の好奇心をかき立てる。互いを知るにつれ、三人の関係には微妙な変化が生まれていく。そして1977年11月。不正選挙疑惑への怒りが爆発し、中壢(ジョンリー)事件が発生。警察署包囲と焼き打ちへ発展した大騒動に、賢英、弘國、浩熙も巻き込まれていく。激動の時代の中で三人は、自分の信念を貫き、それぞれの光を見つけ出そうとする。
「1977 あの写真の私たち」の解説
1977年、台湾民主化運動の転機となった『中壢(ジョンリー)事件』を背景に、揺れ動く社会の中で恋や友情、家族との絆を育みながら、自らの信念と未来を模索する若者たちの姿を映し出すヒューマンドラマ。「中壢事件」とは、桃園県長選挙の投開票において中国国民党が不正を行ったことに民衆が激怒して実力抗議を展開した事件。出演は「青春弑恋」のムーン・リー、「あの夏、僕たちが好きだったソナへ」のジニョン、「離れて、離さないで」のエディソン・ソンといった台湾・韓国若手スター。監督はTV『悪との距離』『茶金 ゴールドリーフ』などを手がけてきたプロデューサーのフィル・タンと、広告業界で高い評価を受ける映像監督フランク・チェン。音楽を「赤い糸 輪廻のひみつ」「オールド・フォックス 11歳の選択」のクリス・ホウが担当する。2026年5月30日、「台湾文化センター 台湾映画上映会2026」にて「あの写真の私たち」のタイトルで上映。2026年11月13日よりシネマート新宿にて1週間先行上映後、11月20日より新文芸坐、K2、Strangerほかにて全国順次公開。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2026年11月20日公開予定 |
|---|---|
| キャスト |
監督:フィル・タン
フランク・チェン
脚本:Juliana アティナ・コー 出演:ムーン・リー ジニョン エディソン・ソン シャー・ジンティン クイーニー・ファン チュー・ダーガン |
| 配給 | キングレコード(提供:キングレコード) |
| 制作国 | 台湾=韓国(2025) |
| 上映時間 | 126分 |
| 公式サイト | https://1977-photo.com |
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