ボブ・ロバーツ 作品情報
ぼぶろばーつ
1990年、35歳のスター歌手で大富豪のボブ・ロバーツ(ティム・ロビンス)が、上院議員選挙への立候補を表明した。そんな彼に、ドキュメンタリー製作者のテリー・マンチェスター(ブライアン・マレイ)が密着取材を申し入れる。ロバーツはアドヴァイザーのチェット・マグレガー(レイ・ワイズ)や、私的政治団体ブロークン・ダブを主宰するルーカス・ハート三世(アラン・リックマン)のサポートを受け、選挙ツアーで一大センセーションを巻き起こし、マスコミが敵対候補の現職議員ブリックリー・ペースト(ゴア・ヴィダル)のスキャンダルを報道したこともあって、中間調査で逆転し優勢に立った。そんな頃、ジャーナリストのバグス・ラプリン(ジャンカルロ・エスポジート)が、ブロークン・ダブの過去を探り出し、ペーストに中間調査で再逆転されてしまう。そして突然、ロバーツが撃たれ、ラプリンが暗殺者として捕らえられた。ロバーツはなんとか死を免れ、人々は救世主のように、マスコミは新右翼の殉教者として彼をもてはやす。ラプリンは、過去の古傷から銃の引き金が引けないことが判明し、釈放された。いよいよ選挙の日がやってきた。半身不随となったボブは当選を果たし、ラプリンはポブの熱狂的な信者に殺される。その直後に、湾岸戦争が勃発するのだった。
「ボブ・ロバーツ」の解説
フォークシンガーで億万長者、そしてCIAとも関係があったと噂される男が、上院議員選挙に立候補する姿を描くポリティカル・コメディ。候補者を追いかける取材チームが製作するテレビ・ドキュメンタリーのスタイルで描かれている。監督・脚本・主演は「ザ・プレイヤー」で92年度のカンヌ映画祭主演男優賞を受賞したティム・ロビンスで、これが監督第一作となる。製作は「ファイブ・コーナーズ 危険な天使たち」(V)のフォレスト・マーレイ、エグゼクティヴ・プロデューサーはロンナ・ウォレスと、「わたしの彼は問題児ドドンパ」のポール・ウェブスターとティム・ビーヴァン。撮影は「ザ・プレーヤー」のジーン・ルピーヌ、音楽は、監督の実兄で「テープヘッズ」のデイヴィッド・ロビンスが担当。共演は「ナイト・オン・ザ・プラネット」のジャンカルロ・エスポジート、小説家として、またエッセイスト、劇作家として知られるゴア・ヴィダル。「ダイ・ハード」のアラン・リックマン、「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間」のレイ・ワイズ。ロビンス監督の妻スーザン・サランドン、ジョン・キューザック、ピーター・ギャラガー、ジェームズ・スペイダーらが大挙してカメオ出演している。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1993年2月27日 |
---|---|
キャスト |
監督:ティム・ロビンス
出演:ティム・ロビンス ジャンカルロ・エスポジト ゴア・ヴィダル レイ・ワイズ ブライアン・マレイ レベッカ・ジェンキンス ジョン・キューザック ピーター・ギャラガー パメラ・リード アラン・リックマン スーザン・サランドン ジェームズ・スペイダー デイヴィッド・ストラザーン フレッド・ウォード ボブ・バラバン ロバート・ヘイズ ヘレン・ハント フィッシャー・スティーヴンス |
制作国 | アメリカ イギリス(1992) |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「ボブ・ロバーツ」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。