海辺の一日 4Kレストア 作品情報
うみべのいちにちよんけーれすとあ

小さな町の医師の娘・佳莉(シルヴィア・チャン)は、親への服従を重んじる伝統的な価値観のもとで育った。兄・佳森(ミンシ・アン・ツォー)が父の権威に逆らえず、愛を失っていく姿に、彼女は深いショックを受ける。やがて、父が望む結婚を拒否した佳莉は、同級生の徳偉(デヴィッド・マオ)と結婚し、家を出る。一方、佳森の元恋人・蔚青(フー・インモン)は、留学先のオーストラリアから帰国し、才能あるピアニストとして活躍していた。彼女は佳莉の自由な決断に憧れていたが、佳莉の結婚生活は徐々に理想とかけ離れていく。ある日、佳莉は警察に呼び出され、海辺へ向かう。そこで彼女は、夫との歳月、自分が選んできた人生、見ないふりをしてきた感情と向き合っていく。過去をたどるうち、彼女の中に封じ込められていた時間が少しずつ現れてくる。
「海辺の一日 4Kレストア」の解説
「ヤンヤン 夏の想い出」「牯嶺街少年殺人事件」などの台湾の名匠エドワード・ヤンが1983年に手掛けた長編監督デビュー作にして、後にウォン・カーウァイ作品などで世界的撮影監督となるクリストファー・ドイルの長編デビュー作。13年ぶりに再会した2人の女性の会話を起点に、封じ込められていた記憶と人生の層が波のように立ち返ってくるドラマ。恋愛、結婚、家族、父権的秩序からの自立と、ひとりの女性の人生を通して描かれるのは、急速に変化していく時代の痛みと、自ら蓋をしてきた感情が静かにほどけていく過程。シルヴィア・チャンが演じる主人公・佳莉(ジャーリィ)の揺らぎと強さは、“女性の人生を描いた先駆的な映画”としても際立つ。デビュー作にしてすでに、後年のヤン作品を決定づける時間感覚、人物の距離、都市の気配、説明しすぎない感情の強度が鮮やかに刻まれた台湾ニューシネマの胎動を告げる最初期の重要作が、2026年、日本初劇場公開。共演は「南十字星」のフー・インモン。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2026年7月10日公開予定 |
|---|---|
| キャスト |
監督:エドワード・ヤン
出演:シルヴィア・チャン フー・インモン マオ・シュエウェイ ミンシ・アン・ツォー |
| 配給 | ツイン=グッチーズ・フリースクール(提供:JAIHO) |
| 制作国 | 台湾(1983) |
| 上映時間 | 167分 |
| 公式サイト | https://www.the-day-on-the-beach-4k.com/ |
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