イマジナリーライン 作品情報
いまじなりーらいん

映画学校を卒業して間もない山本文子(中島侑香)は、アルバイトをしながら映画製作を続けていた。親友のモハメド夢(LEIYA)を出演者として映画を撮り、ときに他愛のない話に興じる日々は、かけがえのないものだった。ある日、文子は幼なじみの船橋(丹野武蔵)を夢に引き合わせる。音楽好きの夢と船橋は、すぐに心を通わせた。一年前に母を亡くし、喪失感を抱えたままの文子は、母の遺灰を海に撒くという夢の提案に乗り、二人で母の故郷・鎌倉へ向かう。ところが、旅先で思いもよらない悲劇が起きる。夢が逮捕されてしまったのだ。日本で生まれ育ちながらも、“在留資格”を持たない夢には、自由な移動が認められていなかった。“県境を越えた”という理由で、入管施設に収容された夢。翌日、彼女の前に現れたのは、入管職員の制服をまとった船橋だった。親友を解放するため、動き始めた文子。一筋の望みを信じて闘う決意を固めた夢。職務と友情の間で揺れる船橋。今、私たちの前に、この国の冷たい制度の壁が立ちはだかっている。
「イマジナリーライン」の解説
東京藝術大学大学院の修了制作として企画された坂本憲翔の長編デビュー作。映画学校卒業後、アルバイトしながら映画制作を続けていた山本文子。彼女は、在留資格を持たないことが発覚し、入管施設へ収容された親友のモハメド夢を解放しようと奔走する。出演は「チャチャ」の中島侑香、『Tokyo Vice Season 2』のLEIYA。2025年・第21回大阪アジアン映画祭にて上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2026年1月17日公開予定 |
|---|---|
| キャスト |
監督:坂本憲翔
出演:中島侑香 LEIYA 丹野武蔵 早織 松山テサ 鈴木晋介 諏訪敦彦 生津徹 Obueza Elizabeth Aruoriwo |
| 配給 | Lamp. |
| 制作国 | 日本(2024) |
| 上映時間 | 90分 |
| 公式サイト | https://www.lamp-kk.com/imaginary-line/ |
(C)2024 東京藝術大学大学院映像研究科
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