大統領暗殺裁判 16日間の真実 作品情報
だいとうりょうあんさつさいばんじゅうろくにちかんのしんじつ

厄介な事件の裁判を多く担当する弁護士会のエースであるチョン・インフ(チョ・ジョンソク)は、大統領暗殺事件に巻き込まれた中央部情報(KCIA)部長の随行秘書官であるパク・テジュ(イ・ソンギュン)の弁護を引き受ける。軍人であるがためにただ一人軍法裁判にかけられ、たった一度の判決で刑が確定する彼のために、公正な裁判を求めて戦うチョン・インフだったが、のちに軍事反乱を起こす巨大権力の中心である合同捜査団長チョン・サンドゥ(ユ・ジェミョン)によって裁判は不正に操られていた……。
「大統領暗殺裁判 16日間の真実」の解説
韓国の朴正煕大統領が、側近の中央情報(KCIA)部長キム・ジェギュに暗殺された、いわゆる10・26事件をめぐる裁判と、その後の軍事クーデターに巻き込まれた3人の男の姿を、史実に一部フィクションを交えて描いたポリティカル・サスペンス。「パラサイト 半地下の家族」などに出演し、2023年12月に亡くなった名優イ・ソンギュンの最期の出演作。主演は「EXIT」のチョ・ジョンソク、共演は「消防士 2001年、闘いの真実」のユ・ジェミョン。監督は「王になった男」のチュ・チャンミン。韓国史上最悪の裁判とも言われる大統領暗殺裁判の内実を、弁護する者、裁かれる者、裏で操る者、それぞれの目線でドラマチックに描き出す。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年8月22日 |
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キャスト |
監督:チュ・チャンミン
出演:チョ・ジョンソク イ・ソンギュン ユ・ジェミョン |
配給 | ショウゲート |
制作国 | 韓国(2024) |
上映時間 | 124分 |
(C) 2024 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & PAPAS FILM & OSCAR10STUDIO. A
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「大型画面」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2025-09-09
福山地区での上映は少し先ということで岡山の劇場へ出かけました。
亡くなられた名優津川雅彦氏が、あるTV番組で「日本の映画界は左翼思想の奴らが多くて…」なんてことをおっしゃってたことを思いだす。
確かに左翼的な監督が作った映画には結構面白いもの、力作が多かった。それも遠い過去のこと。
今回の韓国作品もなかなかの力作だったと思います。
政局が混迷しているとこういう力作が生まれ易いのか? 総理が辞任し、既存与党&野党が支持低下していても、日本じゃこの手の映画はなかなか出て来ないのは何故か? 観客も緊迫した内容のモノを好まないのかな?