年少日記 作品情報
ねんしょうにっき

高校教師のチェンが勤める学校で自殺をほのめかす遺書が見つかる。私はどうでもいい存在だ……幼少期の日記に綴られた言葉と同じだった。彼は遺書を書いた生徒を捜索するうちに、閉じていた日記をめくりながら自身の幼少期の辛い記憶をよみがえらせていく。それは、弁護士で厳格な父のもとで育った兄弟の記憶だ。勉強もピアノも何ひとつできない兄と優秀な弟。親の期待に応える弟とは違い、出来の悪い兄は家ではいつも叱られていた。しつけという体罰を受ける兄は、家族から疎外感を感じていた。
「年少日記」の解説
痛みと後悔を背負い続けた、ある教師の少年時代の記憶をたどる香港のニック・チェク監督のデビュー作。苛烈な競争社会で子どもが受けるプレッシャーや家庭内暴力などの痛切な現実を描きながら、兄と弟の純粋で切ない幼少期の記憶が胸を打つ。2023年・第36回東京国際映画祭にて上映。第60回金馬奨で観客賞と最優秀新人監督賞を、第17回アジア・フィルム・アワードで最優秀新人監督賞を受賞した。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年6月6日 |
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キャスト |
監督:ニック・チェク
出演:ロー・ジャンイップ ロナルド・チェン |
配給 | クロックワークス |
制作国 | 香港(2023) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 95分 |
公式サイト | https://klockworx.com/nensyonikki |
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予告編動画
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