デビルズ・バス 作品情報
でびるずばす

18世紀半ば、オーストリア北部の小さな村。古くからの伝統が残るこの村に嫁いだアグネスは、夫の育った世界とその住人たちに馴染めず、憂鬱な生活を送っていた。その上、彼らの無神経な言動やおぞましい儀式、何かの警告のように放置された腐乱死体など、日々異様な光景を目の当たりにしたことで、徐々に精神を蝕まれていく。極限状態に追い込まれ、現実と幻想の区別すらつかなくなったアグネスを、やがて村人たちは狂人扱いするようになる。果たして、気が狂っているのはアグネスなのか、それとも村人たちなのか。やがてアグネスは、村から、この世界から自由になるため、驚くべき行動に出る……。
「デビルズ・バス」の解説
第88回アカデミー賞外国語映画賞のオーストリア代表作品に選出された「グッドナイト・マミー」(14)のヴェロニカ・フランツ&ゼヴリン・フィアラ監督が、実際の裁判記録をもとに宗教とタブーに支配された歴史の暗部を描いた問題作。18世紀半ば、古い伝統が残る村に嫁いだアグネスは、世界との不和を理由にこの世から消え去ってしまいたいと願うが、宗教上自死することを許されず、やがて驚くべき行動に出てしまう。出演は「The Dreamed Ones(原題)」のアーニャ・プラシュク、「パラダイス:愛」のマリア・ホーフスタッター。第74回ベルリン国際映画祭銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年5月23日公開予定 |
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キャスト |
監督:ヴェロニカ・フランツ
ゼヴリン・フィアラ
出演:アーニャ・プラシュク ダーヴィド・シャイト マリア・ホーフスタッター |
配給 | クロックワークス |
制作国 | オーストリア=ドイツ(2024) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 121分 |
公式サイト | https://klockworx.com/movies/devilsbath/ |
(C)2024 Ulrich Seidl Filmproduktion, Heimatfilm, Coop99 Filmproduktion
予告編動画
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