囁きの河 作品情報

ささやきのかわ

囁きの河のイメージ画像1

2020年、熊本豪雨から3か月目のある日、今西孝之(中原丈雄)は母の訃報を受け、22年振りに帰郷する。故郷の町に足を踏み入れると、山が削られ、多くの家屋が流されて、川の地形まですっかり変わり果てていた。町を離れて以来、会うことのなかった息子の文則(渡辺裕太)は、仮設住宅で暮らしていた。彼はかつて自分を捨てた父に心を開こうとしない。文則は球磨川下りの船頭になるための修業に励んでいたが、水害後航行不能となった川下りの再開の目処は立っていなかった。孝之たちの家の対岸に幼馴染の宏一(三浦浩一)が営む旅館・三日月荘があったが、旅館も半壊していた。孝之のかつての恋人であった女将の雪子(清水美砂)は再建を願っていたが、父を土砂で亡くした宏一は前を向くことができず、旅館を畳んでしまいたいと思っていた。災害は、夫婦の間にも亀裂を生んでいた。そのころ、文則はかつての同級生・樹里(篠崎彩奈)と再会する。隣人の直彦(不破万作)と妻さとみ(宮崎美子)は、仮設から自宅に戻ることを決める。孝之は水害で荒れ果てた田畑の開墾に乗り出し、水害を受けた土を耕すことに生きがいを感じるようになる。雪子も宏一を説得して、旅館再生に向けて進み始めていた。しかし、河とともに生きようとする人々に、さらなる試練が訪れる……。

「囁きの河」の解説

2020年7月の熊本豪雨により壊滅的な被害を受けた人吉球磨地域を舞台に、復興の歩みを描いたドラマ。母の訃報を受け、22年振りに帰郷した孝之。町を離れて以来、会うことのなかった息子・文則は心を開こうとせず、幼馴染の宏一が営む旅館も半壊していた。出演は、人吉市出身で「おしゃべりな写真館」の中原丈雄、「うなぎ」の清水美砂、ドラマ『半沢直樹』の三浦浩一。監督・脚本は、ドラマ『おしん』の大木一史。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2025年7月11日公開予定
キャスト 監督大木一史
出演中原丈雄 清水美砂 三浦浩一 渡辺裕太 篠崎彩奈 カジ 輝有子 木口耀 宮崎三枝 永田政司 堀尾嘉恵 福永和子 白砂昌一 足達英明 寺田路恵 不破万作 宮崎美子
配給 渋谷プロダクション
制作国 日本(2024)
上映時間 108分
公式サイト https://sasayakinokawa-movie.com/

予告編動画

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最終更新日:2025-05-07 17:12:23

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