ゲキ×シネ「バサラオ」 作品情報
げきしねばさらお

ヒノモトの国では、ミカドや貴族に代わり、武家の棟梁である将軍が政を行なっていた。しかし幕府が開かれて百数年が経ち、将軍は名目だけの存在となり、実権は執権のキタタカ(粟根まこと)が握っている。ゴノミカド(古田新太)は天下を取り返そうと倒幕を企てるが失敗、捕らえられて沖の島に島流しに。ミカドの様子をキタタカに報告した幕府密偵のカイリ(中村倫也)は、今回を最後に密偵を辞めたいと申し出るが、寝返りを邪推されて殺されそうになる。その場から逃れたカイリは、狂い桜の下、麗しき顔で女たちを従えたヒュウガ(生田斗真)が催すバサラの宴に出くわす。そこに、ヒュウガに惹かれ家を出た女たちを連れ戻そうとする幕府の役人たちがやってくるが、女たちは嬉々として役人に斬りかかり、散っていく。それを平然と眺めていたヒュウガは、自分のために死ぬのは最高の至福、それを邪魔する幕府はつぶせばいいと言い放ち、その言葉に惹きつけられたカイリはヒュウガの軍師になることを決意。二人は咲き乱れる狂い桜の下で手を結ぶ。一方、執権・キタタカにヒュウガの成敗を申し出た女大名・サキド(りょう)はヒュウガを斬ろうとするが、彼の瞳に魅了されて隙を見せてしまう。そしてヒュウガに流刑のゴノミカドの首を取るともちかけられ、京でミカドの首を待つと告げる。流刑の地・沖の島に乗り込んだヒュウガがゴノミカドを手中に収めようとしたその時、守護役・戦女のアキノ(西野七瀬)がヒュウガに矢を放つ。だが、ゴノミカドもヒュウガの瞳に魅惑され、再び倒幕の御印となることを決意。サキドも加勢し、ミカドはついに都に帰還を果たした。新たにゴノミカドの政が始まるが、ミカドは貴族ばかりを重んじ、武士の不満は高まっていく。ヒュウガは己の美学を貫くため、さらなる謀略をめぐらせる。
「ゲキ×シネ「バサラオ」」の解説
劇団☆新感線の舞台を映画館で上映するゲキ×シネシリーズの一作。劇団☆新感線44周年興行として、生田斗真や中村倫也らを迎え2024年秋に上演した、美と欲望の物語を収録。島流しにされたミカドを監視する密偵の職から逃げたカイリは、絶世の美貌を使って世をバサラに染め上げようとするヒュウガと出会い、彼の軍師となる。多くのカメラ機材、練達のカメラワークで華麗な歌や踊り、鮮やかな殺陣などが盛りだくさんの豪華絵巻を収録、ゲキ×シネ独自の映像編集と鮮烈な音響効果により劇場での臨場感を再現する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年6月27日公開予定 |
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キャスト |
原作:中島かずき
出演:生田斗真 中村倫也 西野七瀬 粟根まこと りょう 古田新太 |
配給 | ヴィレッヂ=ティ・ジョイ |
制作国 | 日本(2025) |
公式サイト | https://www.geki-cine.jp/sp/basarao/ |
予告編動画
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