ガール・ウィズ・ニードル 作品情報
がーるうぃずにーどる

第一次世界大戦後、デンマークの首都・コペンハーゲン。お針子として働くカロリーネ(ヴィク・カーメン・ソネ)は、アパートの家賃が支払えずに困窮していた。やがて工場のオーナーと恋に落ちるも、身分違いの関係は実らず、彼女は捨てられた挙句に失業してしまう。すでに妊娠していた彼女は、もぐりの養子縁組斡旋所を経営し、望まれない子どもたちの里親探しを支援する女性ダウマ(トリーネ・デュアホルム)と出会う。他に頼れる場所がないカロリーネは乳母の役割を引き受け、二人の間には強い絆が生まれていくが、やがて彼女は知らず知らずのうちに入り込んでしまった悪夢のような真実と直面することになる。
「ガール・ウィズ・ニードル」の解説
第一次世界大戦後のデンマークで起きた連続殺人事件を基に、貧困に陥り苦難を強いられた女性をモノクロの映像で描き、人間の闇と光に迫った歴史ドラマ。工場のオーナーに捨てられ仕事も失った妊婦カロリーネは、もぐりの養子縁組斡旋所を営むダウマを手伝い始めるが、それは悪夢の始まりだった。監督は、「スウェット」が第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出されたマグヌス・フォン・ホーン。カロリーネを「MISS OSAKA/ミス・オオサカ」「ゴッドランド/GODLAND」のヴィク・カーメン・ソネが、望まれない子どもたちの里親探しを支援するダウマを「罪と女王」のトリーネ・デュアホルムが演じる。2024年第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。2025年第97回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた(デンマーク代表作品)。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年5月16日 |
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キャスト |
監督:マグヌス・フォン・ホーン
出演:ヴィク・カーメン・ソネ トリーネ・デュアホルム ベシーア・セシーリ ヨアキム・フェルストロプ |
配給 | トランスフォーマー |
制作国 | デンマーク=ポーランド=スウェーデン(2024) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 123分 |
公式サイト | https://transformer.co.jp/m/needlemovie/ |
(C)NORDISK FILM PRODUCTION / LAVA FILMS / NORDISK FILM PRODUCTION SVERIGE 2024
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「めい」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-05-24
何から書けばいいのか。
金曜レイトショーということで若いカップルが多くて驚いたが、彼ら(彼氏)は大丈夫だったのか。少なくともこのあとホテルへなんて展開はなさそう。やる気失せる。
無責任な男に身重で捨てられる女性、公衆浴場で堕胎を試み死にそうになるも年配の女性が助けてくれる。浴場なので素っ裸の女性だらけだが、フツーのヨーロッパの中年女性たちなので推して知るべし。このリアルな姿、若いひとや美魔女のキレイなヌードしか知らない男子諸君にはショックかも。
堕胎できず臨月の大きなお腹でジャガイモ運びの重労働。その最中に産気づく。何もできずデクの坊状態の男たちを一喝するおばちゃん、この人の助けで無事出産、すげー。
でも赤ちゃんは悲しい運命をたどる。
若い人にはぜひみてほしい。道徳や保健体育の時間にいくら無責任な性行為はやめようと訴えてもアタマではわかっても心には響いてこないと思う。目を背けたくなるトラウマ映画かもしれないが、何かを感じ、考えるきっかけになればと思った。