P.N.「策士の行方、」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-05-07
なかなか、面白い視点で諸葛孔明を現代によみがえらせましたね。
コレは、昭和カルチャーやバブル景気に詳しく方なら、楽しめる作品。
ちょっと、若い方々には、その経験が無いから、ピンとこないかも?
映画で評判に大きく分かれる場合、事前知識や経験もあると思う。
子供の頃、「ザ・ベストテン」の感覚が、番組最後には、日本の音楽シーンが失われ、口パクさえ許されたお粗末さ、最近は、番組のクオリティが韓国にさえ追い越されてしまう。若者も年配の方々のテレビ離れの一因、音楽番組の質の低下と、テレビ局の忖度による視聴者離れではないだろか?
この作品には、日本が失った音楽への情熱を感じる。
年末のあの番組や日曜の番組の質の低下を目の当たりに、皆、テレビから離れたのだろう?
昔の日本の音楽番組がクオリティが高く、時代錯誤に悲しみさえ感じる。
この映画を鑑賞して、日本の番組に失ったものをよみがえらせるヒントとなればいいな。
策士も、人々を救うのと、人々からむしり取るのといます。
改めて、音楽の力とは、関係者に考える機会を与える作品になったのではないでしょうか?