P.N.「プロソポンの告白」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-12-24
現実と虚構が錯綜する映像。映画監督をめざしていたおじさんの「死」が映像をドライブしていく。
映画館で映画監督でもあるおじさんが突然死すると言うエピソードは、人称を超えた不在の「ある」を暗示させているように思えた。人は自分の死を体験できない。死は概念でしかありえず他者が完結させる世界。ただ不在の「ある」の世界。それを踏まえ、おじさんの死が「死」へと越境したイメージが映像として展開される。
たいわするせかい
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現実と虚構が錯綜する映像。映画監督をめざしていたおじさんの「死」が映像をドライブしていく。
映画館で映画監督でもあるおじさんが突然死すると言うエピソードは、人称を超えた不在の「ある」を暗示させているように思えた。人は自分の死を体験できない。死は概念でしかありえず他者が完結させる世界。ただ不在の「ある」の世界。それを踏まえ、おじさんの死が「死」へと越境したイメージが映像として展開される。