港に灯がともる 作品情報

みなとにひがともる

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1995年の阪神・淡路大震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田。その年、灯(富田望生)は、在日コリアン三世として生を受けた。だが在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯は、父(甲本雅裕)や母(麻生祐未)からこぼれる家族の歴史や震災当時の話が遠いものに感じられ、どこか孤独と苛立ちを募らせている。さらに、父は家族との衝突が絶えず、家には常に冷たい空気が流れていた。そんななか、灯の姉・美悠(伊藤万理華)が投げかけた日本への帰化をめぐり、家族はさらに傾いてゆく……。

「港に灯がともる」の解説

阪神・淡路大震災の翌月に神戸市長田で生まれた在日コリアン三世の女性の葛藤や成長を綴るヒューマンドラマ。在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯(あかり)。震災や家族、国籍に悩み、時には壊れそうになりながらも一歩ずつ前を向き自分の居場所を見つけてゆく。出演は「私がモテてどうすんだ」の富田望生、「PERFECT DAYS」の麻生祐未、「高津川」の甲本雅裕。NHK連続テレビ小説などの演出を手がけてきた安達もじりによる劇場作品初監督作。第37回東京国際映画祭(2024)にてワールド・プレミア。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2025年1月17日
キャスト 監督安達もじり
出演富田望生 麻生祐未 甲本雅裕 伊藤万理華 青木柚 山之内すず 中川わさ美 MC NAM 田村健太郎 土村芳 渡辺真起子 山中崇
配給 太秦
制作国 日本(2025)
上映時間 119分
公式サイト https://minatomo117.jp/

(C)Minato Studio 2025

予告編動画

※音声が流れます。音量にご注意ください。
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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「オギばあ~」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2025-01-23

こんばんは…本日渋谷の小さな映画館で鑑賞させて頂きました。 今は神奈川在住の当時滋賀の元夫の職場の社宅に在住…部屋の至るところの壁に亀裂入ったのは今も鮮明に覚えています。 当時生後5ヶ月の長女と今日の映画鑑賞に… 昨今のテレビドラマや映画に珍しく…主役に単なる旬のアイドルではなく、また脇役に演技派無駄遣いしない見応えある作品だったと…南海トラフ巨大地震が言われて久しい地元はは富士山麓…昨今の地震も含め色々考えさせられました…

最終更新日:2025-02-21 13:45:54

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