黒の牛 作品情報
くののうし

急速に変わりゆく時代。住む山を失い、放浪の旅を続けていた狩猟民の男は、山中で神々しい黒い牛と邂逅する。男は抵抗する牛を力ずくで連れ帰り、人里離れた民家で共に暮らしはじめる。生きるために大地を耕しはじめた男と牛だったが、自然の猛威の前に、息を合わせることができない。しかし、ある禅僧との出会いをきっかけに、次第に心を通わせていく。
「黒の牛」の解説
「郊遊 ピクニック」などツァイ・ミンリャン監督の全映画作品に出演する台湾出身のリー・カンション主演、禅に伝わる悟りまでの道程を十枚の牛の絵で表した『十牛図』から着想を得た日=台=米合作の映像詩。住む山を失い放浪する狩猟民の男は、山の中で出会った黒い牛を無理矢理連れ帰り、農耕を始める。「祖谷物語 おくのひと」「蔦監督―高校野球を変えた男の真実―」の蔦哲一朗監督が、京都・臨済宗大本山 妙心寺の僧侶各位の協力のもとに制作。2016年度京都映画企画市一般プレゼンテーション審査会で優秀賞を獲得したパイロット版を映画化した。長編劇映画の撮影としては日本初となる70mmフィルムをはじめ全編フィルムで撮影。禅僧役を「国宝」の田中泯が演じる。2024年第37回東京国際映画祭アジアの未来部門出品作品。2025年第49回香港国際映画祭火鳥賞(グランプリ)受賞。
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公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2026年1月23日公開予定 |
|---|---|
| キャスト |
監督:蔦哲一朗
出演:リー・カンション ふくよ 田中泯 須森隆文 ケイタケイ |
| 配給 | ALFAZBET=ニコニコフィルム=ムーリンプロダクション |
| 制作国 | 日本=台湾=アメリカ(2024) |
| 上映時間 | 114分 |
| 公式サイト | https://alfazbetmovie.com/kuronoushi/ |
(C)NIKO NIKO FILM / MOOLIN FILMS / CINEMA INUTILE / CINERIC CREATIVE / FOURIER FILMS
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