METライブビューイング2024-25 R・シュトラウス「サロメ」 作品情報
めとらいぶびゅーいんぐにせんにじゅうよんにじゅうごりひゃるとしゅとらうすさろめ

紀元36年ごろのシリア。キリストの到来を予言したヨカナーンは、王ヘロデが兄弟の妻ヘロディアスを奪って結婚したことを非難した罪で投獄されている。ヘロディアスの連れ子サロメは、ヘロデの情欲に満ちた視線に耐えかね宴を抜け出したところ、地下牢にいる預言者ヨカナーンが救世主の到来を告げる声に興味を示す。サロメはナラボートを誘惑してヨカナーンを牢から出させ、彼の虜になる。ナラボートは嫉妬と恐怖から自刃、ヨカナーンはサロメに見向きもせず、自ら牢へ戻っていく。ヨカナーンへの欲望に取りつかれたサロメは、ヘロデの求めに応じて踊り、褒美にヨカナーンの首を所望。銀の盆に載せたヨカナーンの首を手に入れたサロメは、その唇に接吻する。しかしヘロデはそんなサロメに恐れをなし……。
「METライブビューイング2024-25 R・シュトラウス「サロメ」」の解説
世界三大歌劇場の1つであるNYメトロポリタン歌劇場(MET)で上演されるオペラを映画館で上映するシリーズの一作。オスカー・ワイルドの退廃的な戯曲を基にした傑作オペラを、ドイツ出身クラウス・グートが新演出(MET上演日2025年5月17日)。時代をヴィクトリア朝時代に移し、聖者ヨカナーン(新約聖書に登場する洗礼者ヨハネ)に恋した少女サロメの狂おしい官能を描き出す。指揮は、2018年よりMETの音楽監督を務めるヤニック・ネゼ=セガン。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年6月27日公開予定 |
---|---|
キャスト | 出演:エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー ミシェル・デ・ヤング ゲルハルド・ジーゲル ピョートル・ブシェフスキ ペーター・マッテイ |
配給 | 松竹 |
制作国 | アメリカ(2025) |
上映時間 | 110分 |
公式サイト | https://www.shochiku.co.jp/met/ |
(C)Monika Rittershaus
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「METライブビューイング2024-25 R・シュトラウス「サロメ」」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。