P.N.「魂のかがり美(火)は、消えない」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-12-06
異色のキャスティング、かつてアイドルだったお二方がメインの予告に、いまひとつ、予想ができななかった。
オープニングの映像で、初めて倉本聰氏によるオリジナル作品と知り、味のある世界観が広がっています。
京都から、北海道への展開も、納得。
鑑賞のきっかは、大好きな海と言うキーワードと、本木雅弘さんのキャスティングとたまたま、つけたラジオで久々に、声を聞き、これは、ご縁だと感じ、さっそく、海辺の映画館で、鑑賞する事にしました。
タイトルの「海の沈黙」は、「魂のかがり火」と置き換えることができそう。
主人公の彼の魂の叫びは、炎となり、常に、海と共にあった。
美、美しさとは、強いと言う意味も含む。
正に、美、アートの世界は、時代に淘汰され本物は、残る。
本物の美しさを秘めた本木雅弘さん、共に、アイドルであった小泉今日子さんは、時代の流れにあっても、輝く、鑑賞をするとキャスティングに、頷ける。
かがり火の炎を美と置き換えるとより、意味も深まり、「海の沈黙」の世界観が広がります。