海の沈黙(2024) 作品情報

うみのちんもく

海の沈黙(2024)のイメージ画像1
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世界的な画家、田村修三(石坂浩二)の展覧会で大事件が起きた。展示作品のひとつが贋作だと判明したのだ。その絵を描いたのは一体、誰なのか? 連日、報道が加熱する中、小樽で女の死体が発見される。このふたつの事件の間に浮かび上がった男。それは、かつて“新進気鋭の天才画家”と呼ばれながらも、ある事件を機に人々の前から姿を消した津山竜次(本木雅弘)だった。現在は田村の妻となった竜次の元恋人・安奈(小泉今日子)は、北海道へ向かう。二度と会うことはないと思っていた竜次と安奈は、小樽で再会を果たす。しかし、病が竜次の身体を蝕んでいた。残り少ない時間の中で彼は何を思い、何を描くのか?彼が秘めていた想いとは……?

「海の沈黙(2024)」の解説

『北の国から』『やすらぎの郷』などの倉本聰が、長年にわたって構想してきた脚本を、本木雅弘主演、若松節朗監督で映画化したサスペンス・ドラマ。世界的な画家の展覧会で展示作品のひとつが贋作と判明。波紋が広がるなか、小樽で女の死体が発見される。二つの事件を結ぶのは姿を消したかつての天才画家だった。男の秘めてきた想い、美と芸術への怨念、忘れられない過去が明らかになる時、至高の美と愛の全貌がキャンパスに描き出される。共演は「碁盤斬り」の小泉今日子、「大河への道」の中井貴一、「変な家」の石坂浩二、「愛のまなざしを」の仲村トオル。

海の沈黙(2024)のイメージ画像2

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2024年11月22日
キャスト 監督若松節朗
原作倉本聰
出演本木雅弘 小泉今日子 清水美砂 仲村トオル 菅野恵 石坂浩二 萩原聖人 村田雄浩 佐野史郎 田中健 三船美佳 津嘉山正種 中井貴一
配給 ハピネットファントム・スタジオ
制作国 日本(2024)
上映時間 118分
公式サイト https://happinet-phantom.com/uminochinmoku/

(C)2024 映画『海の沈黙』INUP CO.,LTD

予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「魂のかがり美(火)は、消えない」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-12-06

異色のキャスティング、かつてアイドルだったお二方がメインの予告に、いまひとつ、予想ができななかった。

オープニングの映像で、初めて倉本聰氏によるオリジナル作品と知り、味のある世界観が広がっています。

京都から、北海道への展開も、納得。

鑑賞のきっかは、大好きな海と言うキーワードと、本木雅弘さんのキャスティングとたまたま、つけたラジオで久々に、声を聞き、これは、ご縁だと感じ、さっそく、海辺の映画館で、鑑賞する事にしました。

タイトルの「海の沈黙」は、「魂のかがり火」と置き換えることができそう。

主人公の彼の魂の叫びは、炎となり、常に、海と共にあった。

美、美しさとは、強いと言う意味も含む。

正に、美、アートの世界は、時代に淘汰され本物は、残る。

本物の美しさを秘めた本木雅弘さん、共に、アイドルであった小泉今日子さんは、時代の流れにあっても、輝く、鑑賞をするとキャスティングに、頷ける。

かがり火の炎を美と置き換えるとより、意味も深まり、「海の沈黙」の世界観が広がります。

最終更新日:2025-01-18 02:00:01

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