追想ジャーニー リエナクト 感想・レビュー 6件
ついおくじゃーにーりえなくと
総合評価4.67点、「追想ジャーニー リエナクト」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
P.N.「M」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-09-08
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
「追想ジャーニー リエナクト」試写を鑑賞しました。
とても面白かったです!
悔いた過去をやり直したい、きっと誰もが考えたことのあるストーリーに共感でした。
現在に行き詰まっていたら尚更。
どう選択するのか結局は自分自身だし正解はないのでしょうけど。
過去の自分を導くが現在の自分も一緒に葛藤や迷いを抱えて未来を変えて行くにつれ自分の本当の気持ちを思い出す……一緒に過去を巡っている不思議な感覚でした。
渡辺いっけいさんの全てを包み込むようなお芝居と松田凌さんの存在感、樋口幸平さんの繊細さ等
役者の皆さんの素晴らしいお芝居が共鳴して光っていました。
舞台の上で繰り広げられるお話が、映画なのに舞台を観劇しているかのような演出が素敵でした。
谷監督の光とライトの使い方が好きです。
もう少し掘り下げて上映時間が長くても良かったかもと思いました。
劇場に通うのが楽しみです!
P.N.「ゆか。」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-08-17
完成披露上映会にて鑑賞。
序盤の現在の横田の「よーいスタート」のセリフから一気に物語の世界に引き込まれたのが印象的。
舞台の脚本家が主人公なこともあり、話のほぼ全てが舞台上で展開していき、普通の映画とは違う舞台の映像化に近いような作品。
俯瞰の映像と寄りの映像が上手い具合に使い分けられていて、自分が作品の中の世界に入り込んだような、自分が追想体験をしているかのような不思議な感覚があった。
俳優さんの演技も他の映画・ドラマ作品で拝見していたものとは違い、舞台に合せた演技でより熱量が込められているのを感じた。
特に樋口幸平くん演じる峯井と渡辺いっけいさん演じる横田のシーンは過去と現在が交錯し、ストーリーが一気に展開していく重要なシーンなので注目してほしい。
また、エンディングに流れる主題歌も作品にとてもよく合っていて、特に歌詞に注目してエンディングを見てもらいたい。