ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか? 作品情報

ぶらっどすうぇっとあんどてぃあーずになにがおこったのか

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1967年、ブルース・プロジェクトを脱退したアル・クーパーはボビー・コロンビー、スティーヴ・カッツと共にロックバンド、ブラッド・スウェット&ティアーズを結成。ホーンセクションを従えるロックバンドという斬新なサウンドは、その後のシカゴ、チェイス、タワー・オブ・パワーなどのホーン入りバンドが一世を風靡する先駆けとなった。1968年、『子供は人類の父である』でデビューし全米TOP50入りを果たしたものの、直後にアルが脱退。新ヴォーカルのデヴィッド・クレイトン・トーマスが加入し、セカンドアルバム『血と汗と涙』は7週連続全米1位を記録、1969年グラミー賞にて4部門を制した。そんな絶頂期の中、ブラッド・スウェット&ティアーズは冷戦下の東欧でツアーを行った。50年以上の時を経て初公開となった鉄のカーテンの向こう側で撮影されたフィルム、メンバーや当時の関係者による証言や数々の写真、禁じられていたロックに呼応する聴衆の姿も収められた未発表ライブ映像、さらにはニクソンとヘンリー・キッシンジャー国務長官の間で交わされたアメリカ政府文書、ルーマニア秘密警察からのファイルなどといった機密データにより、ロック史のみならず世界情勢にも繋がる分断の歴史を追い、悲劇のロックバンドが国家的キャンセルカルチャーに巻き込まれた真相に迫る。

「ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?」の解説

ロック史上最大の謎のひとつとされる圧倒的な人気バンドが消えた理由、陰謀と真相に迫るドキュメンタリー。1960年代後半から70年代に脚光を浴びたロックバンド、ブラッド・スウェット&ティアーズ。彼らの冷戦下の東欧ツアーの模様や未発表映像、政治に関係した機密データにより、国家的キャンセルカルチャーに巻き込まれて失墜した経緯と、隠された冷戦の歴史を明らかにする。監督は、「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」「PEACE BED アメリカVSジョン・レノン」などの音楽ドキュメンタリーを手がけてきたジョン・シャインフェルド。2024年全米脚本家組合賞にてドキュメンタリー脚本賞を受賞。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2024年9月27日
キャスト 監督ジョン・シャインフェルド
出演ボビー・コロンビー スティーヴ・カッツ デヴィッド・クレイトン・トーマス ジム・フィールダー フレッド・リプシウス クライヴ・デイヴィス
配給 ディスクユニオン(提供:タムト/配給協力:アルファズベット)
制作国 アメリカ(2023)
上映時間 112分
公式サイト https://www.bloodsweatandtearsmovie.com/

(C)2023 James Sears Bryant All Rights Reserved Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. in Japan

予告編動画

※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。

ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「シュガーベイビーキッド」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-10-03

1960年代後半~70年代前半のアメリカ音楽に慣れ親しんだ人(特にBS&Tが好きだった人)には必見の作品。この事実は初めて知った。ミュージシャンは1人でも多くの人に自分(達)の音楽を聴いて楽しんでもらうのが目的だと思うが…。この映画では音楽好きだったら思わず声をアゲてしまいたくなるような有名ミュージシャンの名や映像も観られるのも価値あり。

最終更新日:2024-10-08 16:00:01

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