ロストボーイ 作品情報
ろすとぼーい
ルーシー(ダイアン・ウィースト)は離婚し、2人の息子マイケル(ジェイソン・パトリック)、サム(コリー・ハイム)とともに祖父の家に同居するため、カリフォーニア州の海辺の町サンタ・カーラに移ってきた。祖父(バーナード・ヒューズ)は剥製を作っていてTVガイドを読めばTVはいらないという変わり種。サンタ・カーラは一見平和だが、行方不明になる人々が増えていた。ルーシーはマックス(エドワード・ハーマン)が経営するビデオ屋に職を得た。マイケルは美女に惹かれて後を追うが、彼女はパンク族のデイヴィッド(キーファー・サザーランド)のバイクに同乗して去っていった。一方サムは漫画雑誌屋でエドガー(コリー・フェルドマン)とアラン(ジェイミソン・ニューランダー)という兄弟に会う。2人は吸血鬼の漫画を読めと勧める。翌晩、マイケルは昨日の美女スター(ジャミー・ガーツ)と一緒になるが、またもやデイヴィッドらが現われマイケルを洞窟に誘った。彼はスターがとめるのを聞かず、デイヴィッドがさし出す酒を飲んだ。翌日2時にマイケルは目を覚ました。太陽光線を嫌うマイケル。サムはエドガーらに相談した。漫画には吸血鬼になりきってないハーフは親吸血鬼を倒せばいいとある。サムらは親を探すことにした。ルーシーはマックスを食事に招待したら、サムはエドガーとアランを招き、3人でマックスにニンニクを食べさせたりするが、別に変化はない。サムとマイケル、エドガーとアランの2組の兄弟は洞窟へ行きルーシーと彼女の弟を救出し、吸血鬼の1人マルコを倒す。教会で聖水を入手しニンニクをつぶしたりして、夜を待った。吸血鬼たちが襲ってくるが、必死になって対決してデイヴィッドを倒す。だが、マイケルの様子は変わらない。そこヘルーシーとマックスがもどってきた。何と親吸血鬼はマックスで、前回は招かれたので何ともなかったのだ。ルーシー親子らに危機が迫るが、祖父が自動車をつっこませてマックスを倒した。喜ぶみんなを尻目に祖父は冷蔵庫に行き、血の酒を飲み「サンタ・カーラはいい町だが、吸血鬼が多くて」という。
「ロストボーイ」の解説
3人の少年が海辺の町に巣くう吸血鬼集団を退治するというホラー・コメディ。製作はハーヴェイ・バーンハード。エグゼクティヴ・プロデューサーは「リーサル・ウェポン」のリチャード・ドナー。監督は「セント・エルモス・ファイアー」のジョエル・シューマカー。ジャニス・フィッシャー、ジェームズ・ジェレミアスの原案に基づき、2人とジェフリー・ボームが脚本を執筆。撮影はマイケル・チャップマン、音楽はトーマス・ニューマン、特殊視覚効果はドリーム・クェスト、特殊メイクはグレッグ・キャノムが担当。出演はコリー・ハイム、ジェイソン・パトリックほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1987年8月8日 |
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配給 | ワーナー・ブラザース映画提供/松竹富士配給 |
制作国 | アメリカ(1987) |
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ユーザーレビュー
総合評価:4.5点★★★★☆、2件の投稿があります。
P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-12-01
この映画「ロストボーイ」は、恐怖とお笑いとロマンティシズム----全部欲張りすぎて、若干、消化不良の感じもするが、私は欲張り映画は、基本的に好きなので、楽しく観れましたね。
バンパイアたちの逆さ吊りになって眠るとかの寝姿とか、フィンガークロスとかのとぼけたお笑い感覚も捨てがたい。
遊園地のジェットコースター、鉄橋でのキモ試し、バンパイアとの決闘シーンなど、飛翔と落下の垂直的なイメージが、全編に漂っているのも面白い。
また、衣裳も実に神経がいきとどいていて、楽しかったですね。