ララミー砦 作品情報
ららみーとりで
1846年、ポーク大統領は英国大使にオレゴン地域所有問題の解決の時が迫ったことを通告、英国、インディアン、アメリカとの間に衝突が起きた場合に備えウェイン大尉(ウィリアム・ビショップ)を秘かにオレゴンへ派遣した。大尉は一隊を率い移民に変装して幌馬車隊にまぎれ込んだ。一方、ニューヨークのヘラルド新聞社では大統領の計画をめぐる情報を得るため腕ききの記者ハリス(フレッド・マクマレイ)をオレゴンに派遣した。幌馬車隊は苦難の道を出発した。ハリスはこの一隊に馬車を連ねるプルーデンス・クーパー(ニナ・シップマン)という娘の一家と知り合ったが大尉も彼女に好意をもった。ハリスと大尉は反目し合ったが、そのうちプルーデンスの祖母が病気で死に、幌馬車隊の隊長セトンはインディアンの矢に倒れた。セトンはウェインに近くのララミー砦に行くよう指示して死んだ。一行はララミー砦に向ったがハリスは交易所でゲイブという男とその混血娘ショーナ(グロリア・タルボット)と知り合う。ハリスハゲイブに情報を頼む。が、インディアン集落で彼は縛られ拷問にかけられる。大尉の部下ブリザードも捕らえられていた。ゲイブは砦を攻撃しようとしていたのだ。ゲイブとインディアンたちは出発した。ショーナはハリスを助け、インディアンたちが砦襲撃に向ったことを報らせた。ハリスは彼女を連れ、大尉にこれを告げようと馬車を走らせた。が、インディアンたちは白人の幌馬車に乗り込み砦のなかには入り込んでいた。激戦ののちインディアンは敗走した。ハリスはショーナと西部に永住する決心をし、彼女とオレゴンへ向った。
「ララミー砦」の解説
開拓時代のアメリカを舞台に、アメリカ、イギリス両国のオレゴン地方境界紛争を描いた西部劇。ルイス・ヴィッテスの原作をルイス・ヴィッテス自身とジーン・ファウラー・ジュニアが脚色。監督に当たったのは「大海戦史」を作ったジーン・ファウラーの息子であるジーン・ファクラー・ジュニア。撮影を担当したのはTV出身のケイ・ノートン。音楽はポール・ダンラップ。出演するのは「アパートの鍵貸します」のフレッド・マクマレイの他グロリア・タルボット、ウィリアム・ビショップ、ジョン・キャラダインなど。製作はリチャード・エンフェルド。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | 東急文化 |
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制作国 | アメリカ(1960) |
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