ラスト・シューティスト 感想・レビュー 1件

らすとしゅーてぃすと

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P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-12

「ダーティハリー」のドン・シーゲル監督の演出にジョン・ウェインは目をみはり、以来、いつかは一緒に仕事をすることを切望していたと言われるが、それが最後に実現した。

その映画が、このジョン・ウェインの遺作となった西部劇の「ラスト・シューティスト」で、癌に侵された老ガンマンの最後の一週間が、淡々と描かれる静かな西部劇だ。

最後の西部劇のヒーローらしく、ジョン・ウェインが静かに最後の花道を去っていった感じだ。

映画の冒頭に、「赤い河」「リオ・ブラボー」「ホンドー」「エル・ドラド」といったジョン・ウェインの映画の抜粋が紹介され、そのイメージにダブらせて、映画の主人公の経歴を語るという、まさにジョン・ウェインその人のキャラクターとイメージの伝記映画とも言うべき作品になっていると思う。

最終更新日:2024-05-22 16:00:02

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