メイド・イン・ヘブン(1987) 作品情報
めいどいんへぶん
23歳のマイク・シュア(ティモシー・ハットン)は誰からも愛される好青年だが、最近どうもついていない。仕事はクビになり、恋人ブレンダ(メア・ウィニンガム)からも心変わりされた彼は、新天地を求めてカリフォルニアに旅立つが、道中川に転落した母娘を助けようとして、マイクは命を落としてしまう。天国で彼はリサ叔母さん(モーリン・ステイプルトン)と再会し、ここでの生活を学んでゆく。やがてマイクは、アニー・パッカード(ケリー・マクギリス)という天国生まれの美女と知り合い恋におち、2人は愛の生活を始める。しかし赤ん坊となって地上に戻らなくてはならない天国の定めに従って、アニーは地上に降り立つことになり、永遠の愛を誓うマイクは、天国の管理人エメット(デブラ・ウィンガー)から30年の猶予を得て彼女の後を追うのだった。そしてアニーは、おもちゃ製造会社の社長ベン・チャンドラー(ドン・マレイ)の娘アリーとして生まれ替わり、一方マイクは、エルモ・バネットという私生児として生まれつく。やがてアリーはCMディレクターのトム・ドネリー(ティモシー・デイリー)と結婚するが、その生活は必ずしも順調とはいえない。ヒッピーとなって放浪生活を送るエルモは、ある日マイク時代の両親と出会い、その頃の記憶は失われているものの、死に直面している母アーネット(アン・ウェッジワース)の姿に再起を決意するのだった。父が死に離婚を決意するアニー、そしてマイク時代の父スティーヴ(ジェームズ・ギャモン)から譲りうけたトランペットを片手に、いつしか作曲家として華々しくデビューするエルモ。そんなある日ロスの雑踏の中で、偶然2人は目を合わせる、折りしもエルモが30歳の誕生日を迎えたその日に……。
「メイド・イン・ヘブン(1987)」の解説
天国で恋におちた2人が、やがて地上の人間として生まれ替わり、めぐりあうまでを描くラヴ・ロマンス。製作・脚本は「スタンド・バイ・ミー」のレイノルド・ギデオンとブルース・エヴァンス、共同製作はデイヴィッド・ブロッカー、監督は「モダーンズ」のアラン・ルドルフ、撮影は「チューズ・ミー」のジャン・キーサー、音楽は「モダーンズ」のマーク・アイシャムが担当。出演は「熱き愛に時は流れて」のティモシー・ハットン、「告発の行方」のケリー・マクギリスほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1989年5月27日 |
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配給 | 東宝東和 |
制作国 | アメリカ(1987) |
上映時間 | 103分 |
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