ポセイドン・アドベンチャー2 感想・レビュー 4件
ぽせいどんあどべんちゃーつー
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P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- なし
- 投稿日
- 2024-07-10
あの傑作だった前作の「ポセイドン・アドベンチャー」は、人を助ける事で青春の想いを取り戻し、死んでいったシェリー・ウィンタースや、「神よ、まだ私を試し給うか!」と叫んで、火の中へ落ちていったジーン・ハックマンなど、人間存在の意味を投げかけたり、神の存在にまで言及していた、奥の深い、優れた人間ドラマでした。
思い返してみると、前作はワンカットごとに、"生への勇気"が張り詰めて描かれていました。
それが、実は強烈なサスペンスの芯となって、大いなる感動を作り上げていたのだと思います。
それに対して、この続編の中心人物は、まず金や積み荷を目的としています。
何が何でも生きるんだ!----という一直線のターゲットがなかったところに、前作の感動に迫れなかった原因があるのだと思います。
P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-07-10
この映画「ポセイドン・アドベンチャー2」は、「大空港」と並んで"パニック映画"(アメリカではディザスター・ムービー)の元祖となり、1970年代の初頭の沈滞していた、ハリウッド映画界の復興のきっかけを作った、「ポセイドン・アドベンチャー」、その続編がこの「ポセイドン・アドベンチャー2」という作品です。
前作の「ポセイドン・アドベンチャー」の製作者だったアーウィン・アレンが、この映画では、製作と共に監督をしていますが、このアーウィン・アレンという人は製作者としてはいい腕を持っているのですが、監督としては、「スウォーム」という映画でも監督をして失敗しているように、監督としての技量があまり有りません。
原題は「BEYOND THE POSEIDON ADVENTURE(ポセイドン・アドベンチャーの彼方に)」。
前作のラストから数時間後に、この続編のドラマが始まります。