P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-12-08
この映画はジョン・スタージェス監督が、アリステア・マクリーンの原作を映画化したスパイ・サスペンス映画。
北極の英国気象観測基地ゼブラから、SOSを受信し急行するロック・ハドソン率いる米国の原子力潜水艦タイガー・フィッシュ号。
だが、実はそこには、ソ連のスパイ衛星が墜落したのだ。
そして、出航寸前に英国諜報員のパトリック・マクグーハンが乗り込んでくる。
衛星の中には、米ソのミサイル基地を撮影したフィルムがあったのだ。
原潜内で起こる不審な事件も解決しないまま、北極に到着した一行だったが-------。
せっかくの北極圏のロケが、風景しか使われず、ほとんどのドラマ部は、セットで撮影されている。
クライマックスの原潜が、氷を突き破って浮上するスペクタクル・シーンは、セットだが、かなり迫力がある。
ロック・ハドソン、パトリック・マクグーハン、アーネスト・ボーグナイン、ジム・ブラウンとジョン・スタージェス監督の好みの俳優陣も、セブげとは勝手が違うのか、今ひとつ活かされていない。