平原の落雷 作品情報
へいげんのらくらい
合衆国に併合される以前のテキサス州。税務史スタンディッシュとバルフォアは結託して不当な安値で農夫モーガンから綿花を買いとったが、その幌馬車は無法者ベン・ウェストマン一味に襲撃され、綿花はすっかり奪われた。バルフォアはウェストマンに関する情報を提供したものに賞金1000ドルを出すと公言した。そしてヘンリーという男がウェストマン一味の隠れ家を密告して来た。この地区の警備隊長デイヴィッド・ポーター大尉(ランドルフ・スコット)と新任のビル・ホッジス大尉(レックス・バーカー)はチャンドラー大佐の命をうけてウェストマン逮捕に出かけたが、ホッジスが功名を焦って逃してしまった。密告者ヘンリーは報復を恐れてバルフォアを訪ね、町から出る旅費を要求したが、バルフォアは彼を殺し、世間へはウェストマンが殺したと言いふらした。ポーターはウェストマンを峡谷へ誘いこみ、激しい戦闘の後ついに逮捕した。ウェストマンの手下はスタンディッシュを誘拐してウェストマンの死刑を阻止しようとした。しかし、チャンドラー大佐は死刑を翌日行うと言明した。ポーターは私服でスタンディッシュ救助のため敵の隠れ家にのりこんだが、バルフォアがこれを見てチャンドラーに密告し、ホッジスによってスタンディッシュは殺され、ポーターは捕らえられた。だが、ポーターは機を見て逃亡に成功し、スタンディッシュの事務所からヘンリー殺人事件の密告状を入手したが、バルフォア一味に発見され、激しい撃ち合いとなった。そしてバルフォア以下を倒したポーターは負傷に屈せず刑場に辿りつき、ウェストマンの処刑を中止させた。それから1年、テキサス州は合衆国に合併され、平和な時代が到来した。
「平原の落雷」の解説
「コマンド」のデイヴィッド・ワイスバートが1953年に製作した西部劇で、「コマンド」のラッセル・ヒューズの脚本により「肉の蝋人形(1953)」のアンドレ・ド・トスが監督した。撮影は「肉の蝋人形(1953)」のバート・グレノン、「謎のモルグ街」のデイヴィッド・バトルフが音楽を担当した。主演は「銃の後に立つ男」のランドルフ・スコットで、「ターザンと密林の女王」のレックス・バーカー、「肉の蝋人形」のフィリス・カーク、チャールズ・マッグロー、ヘンリー・ハルらが共演。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | ワーナー・ブラザース日本支社 |
---|---|
制作国 | アメリカ(1953) |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「平原の落雷」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。