ブロードウェイ(1941) 作品情報

ぶろーどうぇい

トミー、レイ、ハモンドの3人はブロードウェイの劇場に出たい野心を持った若い芸人であるが、トミーはベニーという。これも舞台に立つ機会を狙っている娘と友達になる。トミーたちは劇場主リーントン・リード氏の女秘書ジョーンズ嬢に認められて、リード氏のテストを受けられそうになるが、喜びの余りそのことを云いふらしたので、大勢の志願者が押しかけたため、リード氏を怒らせて機会を逸する。彼らは世間に認められるためには、自分で興行主にならなければ駄目だと思いつき、ベニーの勤める隣保館の子供たちを田舎へやる費用を集めるという目的のもとに野外演芸会を開催する。英国から空爆を逃れてニューヨークへ避難してきた20人の少年少女がこの演芸会の主演になり、英国向けの短波放送が行われることになったので、演芸会は大成功のうちに終わった。この演芸会で集めた金で劇場を借り自分たちのショーを上演しようと彼らは計画したが、初日に客がつめかけて来た後から、防火設備が不完全だという理由で、警察から中止命令が来た。しかしトミーとベニーとは駆けつけて来たリード氏一人のためにレビウを演じて見せ、これがリード氏のお気に召して、一同はリード氏の大劇場に契約された。そして華々しく「ブロードウェイの赤ん坊たち」が上演されることになったのである。

「ブロードウェイ(1941)」の解説

フレッド・F・フィンクルホフのオリジナルに基づき、彼自身とエレイン、ライアンとが共同で映画脚本を書き、「四十二番街」その他のレビウ映画で知られているバスビー・バークレーが監督した音楽映画である。主役は「若き日のエジソン」「少年の町」に主演した当時21歳のミッキー・ルーニーと、我国には未紹介であるが、“Strike Up the Band”“Babes in Arms”等でミッキー・ルーニーと共演したジュディ・ガーランドで、その他にパラマウント映画の幾つかに子役として出演したヴァージニア・ウイードラーが、13歳になって重要な役を勤める。「黒蘭の女」「我等の町」等に出演したフェイ・ベインター、「王国の鍵」「この虫10万ドル」に出演したジェームズ・グリースン、「迷える天使」に出たドナルド・ミーク等が共演する。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 セントラル・モーション・ピクチャア・エキスチェンジ
制作国 アメリカ(1941)

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最終更新日:2022-07-26 11:04:02

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