ブラック・ゴールド 作品情報

ぶらっくごーるど

「第一次世界大戦のジェニー」と名づけた単発機に乗って地質を調べていた石油採掘師フランク・マキャンドルス(フィリップ・ケイリー)は若く美しいアン・エバンス(ダイアン・マクベイン)の農場上空で故障を起こし墜落した。アンに助けられたフランクは美しい恋人と石油の豊富な土地を手に入れたような気になった。アンはフランクの飛行機が1000ドルで売れるからその金と利益の1/4を約束すれば農場での採掘を許すと言った。彼女はフランクが石油採掘師のボスで悪どく稼ぐチック(クロード・エイキンズ)に雇われているのを知らなかった。アンの父は彼に殺されたようなものだった。チックが旧友のジェリコとナイトクラブの歌手ジュリー(フェイ・スペイン)の仲を裂こうとしているのを知ったフランクやジェリコは自前で油井を掘ることにした。チックは悪どい妨害をし、発展しかけたフランクとアンの仲をも裂こうとした。ジェリコまでがジュリーとタルサへ行って石油を掘ると言い出した。だが給料をポーカーに賭けたジェリコが一晩豚箱に入れられている間にチックはジュリーと結婚してしまった。ジェリコは博奕に勝った金で再びフランクと組んでやり直すことにしたがチックは油井のエンジンを爆破させて妨害した。採掘を再開するためにジェリコはチックのエンジンを盗んだ。保安官を連れたチックがやって来たが、両腕に爆薬を抱えたフランクをみてチックも悪事を白状した。次にフランクは厭がるチックに手伝わせて爆薬を油井に投げた。黒い液体が降ってきた。遂に石油を掘り当てたのだ。その後飛行機を買い戻し新しい油田を捜しに飛び立つことになったフランクの前に、旅行鞄を持ったアンが現れた。彼女は利益の1/4を貰って家でのんびりしているような娘ではなかった。近いうちに彼に結婚を申し込ませるに違いない。

「ブラック・ゴールド」の解説

ハリー・ホワイティントンの原作をボブ・ダンカンとワンダ・ダンカンが脚色、テレビの“シャイヤン”シリーズのレスリー・H・マーティンソンが監督したアクション・ドラマ。撮影はハロルド・スタイン、音楽はハワード・ジャクソン。出演は「ミスタア・ロバーツ」のフィリップ・ケイリー、「二十歳の火遊び」のダイアン・マクベイン、「暗黒の大統領カポネ」のフェイ・スペインなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 ワーナー・ブラザース
制作国 アメリカ(1962)

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最終更新日:2022-07-26 11:04:02

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