フォート・ブロックの決斗 作品情報

ふぉーとぶろっくのけっとう

希望に燃えるラット(ドン・マレイ)は、貧しい父の小牧場を離れて、ラムの率いる家畜輸送隊に加わりフォート・ブロックに向かった。ラットは牧童のトムと仲良しになった。フォート・ブロックについて一行が祝杯を上げていると、土地の顔役イエフ(リチャード・イーガン)が現われた。イエフは彼の持ち馬と競争する者はいないかといった。ラットは愛馬シュガーに乗り、インディアンのランニング・スターと競った。ゴール寸前でラットは見事にランニング・スターを抜いて勝った。その夜の祝賀会で、ラットはキャリー(リー・レミック)を知った。その冬、ラットはトムと狼狩をした。ある日突然ランニング・スターが現われ、ラットに重傷を負わせた。ラットはキャリーの看護で回復した。2人の仲は親密になった。キャリーはイエフの女で、これを知ったイエフは怒った。ラットは牧場経営の金を、コンラッドの銀行に借りにいったが断られた。そこで、彼はコンラッドの姪ジョイス(パトリシア・オウエンス)に会った。ラットはキャリーの援助を受けて牧場を買った。その年の冬はきびしい寒さで、牧場の被害が続出した。ラットの牧場は準備が完全だったので被害はなく、これが縁で町の有力者となった。トムとジェンの結婚にラットが反対して2人は絶交した。ラットはジョイスと結婚した。馬泥棒が牧場を荒した。イエフやラットは逮捕に向かった。山小屋に隠れていた馬泥棒たちの中に、行方不明になっていたトムがいた。トムはイエフに捕まり、吊し刑にされることになった。トムは約束が違うと反対した。キャリーはイエフにトムのことで殴られた。ラットはこれを知って旧恩を思い出し、、イエフと対決した。イエフはラットのスキをみて銃に手をかけた。その時、キャリーはイエフを射った。ラットはキャリーの弁護に努力した。

「フォート・ブロックの決斗」の解説

ピュリッツァ賞作家A・B・ガスリー・ジュニアの原作を「ヴァイキング」のリチャード・フライシャー監督が映画化した西部劇。脚色は「夜を逃れて」のアルフレッド・ヘイスがあたり、撮影を「黒船」のチャールズ・G・クラークが受けもっている。音楽はリー・ハーライン。出演するのは、「向う見ずの男」のドン・マレイ、「追撃機」のリチャード・イーガン、「群集の中の一つの顔」リー・レミック、「サヨナラ」のパトリシア・オウエンス、スチュアート・ホイットマン、アルバート・デッカー、ハロルド・J・ストーンら。製作デイヴィッド・ワイスバート。主題歌“果てしなき山々”をネッド・ワシントンが作詞、ハリー・ウォレンが作曲している。デラックスカラー・シネマスコープ。1958年作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 20世紀フォックス
制作国 アメリカ(1958)

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最終更新日:2022-07-26 11:04:02

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